中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国の子供の日と端午节
中国では、6 月1 日は「六一国际儿童节」(六一国際児童節)です。
「六一儿童节」「儿童节」とも呼ばれ、「国際児童デー」と翻訳され、日本の「こどもの日」と同じです。
名称に「国際」とありますが、この「国際児童デー」は1949 年にモスクワで開かれた国際民主婦人連盟の会議において決められた記念日で、中国では 1950 年から実施されています。
「儿童节」の当日は、14 歳未満の子供は授業がなく、子供のための各種イベントが行われるています。
今年(2014 年)の6月1日は日曜日なので、もともと授業がありませんから、子供としては損した気分になるのかもしれません……。
「儿童节」の翌日の6月2日月曜日は、(今年は)旧暦の5月5日になるため、中国では「端午节」(端午節。端午の節句)です。
「端午节」は、中国の重要な伝統的祝祭日のひとつで、お休み(法定休日)です。
中国では今年、5月31日土曜日から「端午节」の6月2日まで3連休です。
子供の為の「儿童节」を含む3連休なので、子供の為のサービス連休となり、子供向けのイベントやショーなどが街の各地で行われています。
当社でも、バルーンアートで子供達と楽しく過ごしました。
この連休中は、子供が喜ぶ場所が混雑しています。
日本の「こどもの日」と「端午の節句」は新暦の5月5日で、こどもの日=端午の節句という認識ですが、中国では「儿童节」が新暦の6月1日で、「端午节」は旧暦の5月5日と分かれているのが、日本と中国の大きな違いです。
中国でもちまきを食べますが、ちまきを食べるのは「端午节」である旧暦の5月5日です。
ちまきは中国語で「粽子 zòngzi ゾォンズ」と言います。
中国も広く、ちまき「粽子 zòngzi ゾォンズ」もその地方の特色が色濃く出ます。
中国の様々な地方のちまき「粽子 zòngzi ゾォンズ」を食べ比べるのも面白いかもしれません。