中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国東北地方のヤンコ踊り
中国ではここ2、3年、昔から伝わってきた歌や踊り、演劇、漫才、工芸などいわゆる「無形文化遺産」の保護が重視されています。
専門家を集めて研究したり、学校で伝統芸能の授業を設けたり、昔の作品を現代風に改編したりとさまざまな活動が行われています。
そんな「無形文化遺産」の中の「ヤンコ踊り」をご紹介します。
ヤンコ踊りは中国の北方で広く踊られているものです。
地方によって、音楽や踊り方が少し異なりますが、基本的な動きはほぼ同じです。
一般的な踊り方は、手に色とりどりの扇子や絹の織物を持って振りながら、前に3歩進んでは1歩下がるというものです。
複雑なのは、4歩のうち、最初の2歩で両足を×(バツ)の字に組んで、残りの2歩は×(バツ)を解くというのもあります。
色とりどりの民族衣装を身に纏って、鐘、太鼓、ラッパの軽快なリズムに合わせて、広場をぐるぐると回ります。