中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
今年はバレンタインデーと元宵節のダブルデー
今年の2月14日は、バレンタインデー(情人節)と元宵節のダブルデーでした。
この日は、日本ではバレンタインデーとして、女性が男性にチョコレートを送る日となっていますが、中国瀋陽では男性が女性をもてなす日と言っていいでしょう。
女性にとっては、第2の誕生日と表現していいほど男性がケアしてくれます。
まず、男性は彼女に花を贈らなければなりません。
同僚に”見せつけたい”女性は、自分がオフィスに着いた時に、机の上に花束があるのが理想だそうです。
夜は高級レストランで食事ですが、支払いは全て男性がします。
人気のあるレストランや美味しいレストランは、すぐに予約でいっぱいになります。
街中では、抱えきれないほどの花束を抱えた女性を多く見る事ができます。
もう一つ、中国では旧正月から15日目に元宵節というイベントがあります。
甘い団子を食べたり、灯篭に火をともしたりたりして祝うのですが、今年は春節(旧正月)が1月31日でしたので、この日が2月14日となります。
ですので、今年はバレンタインデーと元宵節のダブルデーとなりました。
しかも当日は金曜日でしたので、レストラン・クラブ・バー等は相当盛り上がっていたようです。
多くの人々が、元宵節とバレンタインという中国と西洋のロマンチックな祝日が同じ日になることで、例年とは何が違うと好奇心を抱いた若者も多いはずです。
バレンタインにすべき事を指折り数えてみると、花を贈る、キャンドルの灯りの下でディナーを楽しむ、婚姻届を提出するなどがあります。
今年は中国の「元宵節」と西洋の「バレンタイン」が重なり、また「2014年」という年と「2月14日」という数字のごろ合わせから、昨年のうちからこの日に婚姻届を提出することを計画している人も多いようです。
今年は、バラの値段がが普段より3割以上値上りしていましたので、過去最高の値段になったかもしれません。