中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
2014年の春節(旧正月)の様子
2014年の春節(旧正月)は1月31日でした。
春節(旧正月)の日は、餃子を一家で作ります。
をかたどった洗ったコインを包みこんでおき、このコインが入っている餃子を食べ当てた人は、その年金持ちになると言われています。
、12月に寒く耳も凍る様子を見た医者が、貧乏な人にも寒さをしのげる食事として考えられたとも言われています。
その為、昔の餃子の具は羊肉や唐辛子等の体温を高める作用のある材料が使われていました。
夕飯を食べ終ると、年長者が子供たちに「紅包·圧歳銭(お年玉)」をあげます。
紅包は親から子へ、既婚者から未婚者に贈られるものでした。
今では旧正月前に出るボーナスを「紅包」と呼んでいます。
圧歳銭をもらった子供は、一年を平安に過ごせると言われています。
大晦日の夜は、一睡もせず夜を明かす習慣があります。
、歳神様を呼びこむ意味を込め、爆竹や花火を行う為、朝まで爆竹や花火の音が鳴り響きます。
そして、明かりをつけたまま一家全員が起きています。
春節最大のイベントの爆竹・花火
今年、瀋陽市内で臨時売店の爆竹や花火売りの姿は見かけませんでした。
理由は、瀋陽市内での販売が禁止されました。
禁止の理由はわかりませんが、おそらく火災や大気汚染の問題かと推測できます。
禁止されていても関係なく、恒例イベントである爆竹や花火の音は、盛大にあちらこちらで大きな爆音が鳴り響いていました。
春節には親戚や友人知人、商売上の付き合いのある人々の家を訪問し、賀辞を述べて名刺がわりの挨拶状(年賀状の原形)におめでたい言葉が書かれた「拝牌」を渡します。
、爆竹をならして祝い、家族で食事や、ゲームやマージャンや将棋などをして楽しみ、親戚への挨拶廻りやデパート等でショッピングを楽しみます。