中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国の光棍節『独身者の記念日』
中国の独身者の記念日である光棍節は、毎年11月11日です。
毎年11月11日は、中国で光棍節(guāng gùn jié)グアングンジエといわれる独身者の記念日で、この日は、月日に1が連続していますが、この「1」が独身を表現しています。
この記念日は、昔からの有名な記念日ではないのですが、若い人の中では人気のある記念日で、特に学生には人気があります。
11月11日の朝、独身者は油条(細長い揚げパン)を4本食べます。
4本の数は、11月11日の4つの1を表しています。
その他には、ゆで卵を1つ食べます。
このゆで卵は数字の「ゼロ」を表し、独身の終わりを意味しますが、今では古い習慣ですので実行する人は少ないかもしれません。
中国の改革開放後の1990年代から若者の間で流行となった習慣で、数字の1が並ぶ日であることから 「One’s Day」 として独身者の記念日、シングルデーとなりました。
また、光棍とはもともと男性の独り者(独身者)の事を指す言葉でしたが、近ごろは男女を問わず独り者(独身者)を指す言葉になりつつあります。