中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
2013年の9.18の様子
昨年2012年の9月18日は、日本の尖閣諸島国有化の発表が直前にあった為、多くの中国国民が過剰に反応して、9.18歴史博物館前にはかなり多くの人々が集まり、警備の為に中国の軍隊まで出動していましたし、日本領事館の前では、小規模ではありますがデモも行われました。
今年2013年の9月18日は、警備も軍隊は出動せず、公安だけでの警備でした。
9.18歴史博物館前には人は集まりましたが、例年よりも少ない人数でした。
博物館前の道路と歩道等は全てが封鎖され、集まった人々は脇の路地に押し込められ、公安に対して不平不満の声を上げていました。
中でも、軍服に多くの勲章を付けた老人が、他の一般の人々と同じように脇の路地に押し込められた時は、多くの人々が文句を言っていたようです。
昨年の問題もあり、警戒態勢だけは厳重で、9.18歴史博物館周辺の道路だけではなく、そこから数本離れた道路までが全て封鎖され、近辺では大渋滞が発生していました。
午前9時18分には、車は3分間停車しクラクションを鳴らし続けるのが毎年の恒例で、9月18日の朝のニュースでもクラクションを鳴らすようにと訴えておりましたが、実際にその時間になると、多少の方々はクラクションを鳴らしておりましたが、3分間停車してクラクションを鳴らし続ける車は少なく、少しだけ鳴らして走り出す車がほとんどでした。
昨年デモのあった日本領事館前でも、公安が警備していましたが、ほぼ日常と変わらない人通りで、特別な封鎖等も無く、平穏でした。
日本料理店等は、翌日の19日が中秋節の祝日のため、18日と19日は連休としているお店が多かったようです。
昨年は例外ですが、毎年毎年時間の経過と共に、少しずつ規模が収束して行っているようです。