中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国遼寧省瀋陽の新しい日系企業
近年、中国遼寧省瀋陽に日系企業が増えて来ましたので、一部の日系企業をご紹介します。
JINS(ジンズ)メガネ店
JINSメガネ店は、瀋陽に海外3店舗目をオープンしました。
場所は「東中街(大悦城B館)で、これで瀋陽では2店舗目となります。
1・2号店はいずれもヤマダ電機店内で、1号店は同じ中街商業地区のヤマダ電機瀋陽店内・2号店はヤマダ電機天津店内です。
この度オープンした3店目は、中国企業(中糧集団)が運営する、大型の商業施設のショッピングモール内に出店しました。
これまでの2店舗と同様に、価格や品揃え店舗デザイン等は日本と同じようなサービスを展開しています。
中国の消費を牽引してい、るニューリッチ層をターゲットに展開していくようです。
家電リサイクル会社 CIC
「リサイクルの再楽館・Re+」群馬県高崎市に本社がある株式会社CIC(シー・アイ・シー)が中国瀋陽に合併会社を設立しました。
家電リサイクルのCICは、ヤマダ電機の海外1号店がオープンする少し前の、昨年9月に瀋陽に進出しました。
会社名:瀋陽光輝物業管理会社
場所:沈河区恵工街10号卓展ビル内
事業内容:廃棄物処理、清掃、ビルメンテナンス、警備、社員食堂管理など
関連事業として、瀋陽ヤマダ電機店の管理業務をしています。
「環境負荷に伴い産業廃棄物を考え、地球環境保護に貢献する」を目標に
リサイクル業・環境事業を展開する会社です。
積水ハウス
2011年夏頃に、積水ハウスは中国瀋陽に鉄骨住宅生産工場(住宅の鉄骨や資材)の建設に着工しました。
瀋陽市では、中心市街地にホテルやマンションの開発を行い、住宅地域では戸建住宅(タウンハウス)およびマンション群の複合開発を行う予定です。
蘇州市では、戸建住宅(タウンハウス)及びマンション群の複合開発を2つのエリアで行う計画です。
全体では7,000戸の規模で、2011年夏以降に順次着工し、3年程度の事業期間で販売、完成させる予定です。
内訳は瀋陽市が3,000戸で、蘇州市が4,000戸としています。
このプロジェクトは、鹿島建設と瀋陽兆寰現代建築産業園有限公司が共同で開発している産業団地内で、敷地面積は2万k㎡あり、日系企業の誘致を進めている他にも工場内で建物を生産し、現地で組み立てるプレハブ式建築を導入しているのが特徴です。
「現代建築産業パーク」は、中国における先進の工業化住宅及び建材・住宅設備の生産と供給拠点として、「低炭素」「持続可能な発展」等をテーマに国家プロジェクトとして計画されています。
所在地:中国 遼寧省瀋陽経済技術開発区内
ここ数年の瀋陽はインフラ整備が進み、今後ますます日系企業や海外企業等が多くなることが期待されます。
当社としては、今後ともこれら企業等をどんどん紹介していき、中国東北三省の遼寧省瀋陽市を日本の皆様に少しでも知っていただければと思います。
瀋陽市は、日本人の人口(居住者)が大連市と比べてとても少ないのが現状ですので、今後は更に多くの日系企業進出が予想されます。