中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国瀋陽の火災予防対策
中国瀋陽では、春から秋の暖かい季節を向かえ観光シーズンとなります。
市内では、多くの旅行者で賑わう商業地区やホテル等や 観光地や山林地区でも 、火災に対して注意を呼びかけています。
ここ瀋陽では、年明け早々「中国春節(旧正月)」に花火・爆竹が原因で五つ星ホテルに火災がありました。
不特定多数の人々が出入りする場所等での火災対策強化が行われ、新築中の工事現場でも、断熱材使用等の立ち会い検査が強化されています。
そこで当社中国事務所が入っているホテル、徳郡蒙生大酒店(ハワードジョンソン)ビルでの火災対策を少しご紹介いたします。
中国に旅行される方は、是非参考にしてください。
ビル等の火災対策として、ビル内に設置されている掲示板に初期消化活動や消化設備の案内、避難通路等が絵で表示がされています。
スプリンクラーや煙感知器なども設置されており、火災時には館内放送がされ『火事です。火事です。避難してください。』「着火了・ヂャァ2フォ3レ(zháo huǒ le)避難・ビィ4ナン4(bì nàn)」と放送が入ります。
避難時にはエレベーターの使用は避けて、階段を利用してください。
避難通路の確保もされていますので、緑色で「安全出口」と書かれている方を目指して速やかに移動しましょう。
あわてずに状況判断をして、慎重に行動するようにしましょう。
火災で煙が発生した時は、水でぬらしたハンカチやタオル等で口を覆い、直接煙を吸わないような対策も必要です。
ホテルに宿泊される際は、避難口のドア等が開くかどうかや、消化器などの設備を確認しましょう。
火災発生時には係員の指示誘導に従い、慌てずに冷静に行動しましょう。
タバコ等の火の始末は忘れないようにしましょう。
【ちょこっ・と中国語】
「火事だぁ」は、「着火了・ ヂャァ2フォ3レ (zháo huǒ le)」
「避難」は、「避難 ・ビィ4ナン4(bì nàn)」
「誰か~」は、「谁啊・シェィ2ア1(shéi ā)」
「助けて!」は、救命啊「ジュ4ミン4ァ1(jiù mìng ā)」
「逃げろ~」は、快逃「クァィ4タァォ2(kuài táo)」
「急いで!」は、快点啊「クァィ4ディァン3ァ1(kuài diǎn ā)」
消防局へ緊急通報の連絡先は「119」で日本と同じです。
119をそのまま中国語の数字の発声にすると、119「119・イィ1イィ1ジュゥ3(yī yī jiǔ)」ですが、実際に発音する時は、119「119・ヨォ1ヨォ1ジュゥ1(yāo yāo jiū)」と発声します。
※これは、元々軍人用語として使われていましたが、現在は一般的な話し言葉として使われています。
他にも、0「0・リン2(líng)」は0「0・ドン4(dòng)」と言い、2「2・ァル4(èr)」は2「2・リァャン3(liǎng)」と言います。
是非、覚えてください。
中国の四声をもう一度
中国語の発音は抑揚(よくよう)「強めたり弱めたりする。」いろいろなメリハリのある言葉(発音)です。
発音には四つ(四声)があり、学習する上では拼音(ピンイン)と声調はとても重要で、その他には、軽声・変調が有ります。
その他のも難しい発音や同じ声調が重なる場合の表現などは、変わる場合がありますので注意してください。(辞書等を参考にして下さい。)
四声には4つの違う発音があります。
第一声、- 、1:高い音を一定に保ちます。子供がダダをこねた感じの声「イーダ!」
第二声、/ 、2:中くらいの音で一気に高い音へ急上昇させます。驚きの「エエッ?」
第三声、∨ 、3:低い音から力を抜く感じで中くらいの音に引き上げます。がっかりした「アーァ」
第四声、\ 、4:高い音から一気に低い音へ下げます。カラスの鳴き声の「カァーッ!」または、激しく怒る時の「コラァー」
カタカナとピンインの後に声調記号を表す数字で表現しましたので、是非この声調記号を覚えて参考にしてください。
たとえば、あいさつでは「你好:ニー3ハオ3(nǐ hǎo)」第三声、第三声となります。