中国生活ブログ»中国の新幹線「高鉄快速列車」運行開始 - 【中国遼寧省／瀋陽ガイド】

中国の新幹線「高鉄快速列車」

中国北京の鉄道部門が昨日の6月13日に新聞発表会で、2008年4月18日から着工している北京から上海までの高鉄快速列車を、2011年6月末に開通運営する事を発表しました。

高鉄快速列車は2種類あり、現在は時速300km列車と時速250km列車があります。

北京～上海まで、時速300km列車は4時間48分、250km列車は7時間56分で運行します。

全線の距離は1,318kmで、北京、天津、河北、山東、安徽、江苏、上海七省市を通り、“环渤海”と“长三角”の二つの最大開発区を繋ぎます。

全線は24駅が設定されており、北京南駅、廊坊駅、天津西駅、天津南駅、沧州西駅、德州东駅、济南西駅、泰安駅、曲阜东駅、滕州东駅、枣庄駅、徐州东駅、宿州东駅、蚌埠南駅、定远駅、滁州駅、南京南駅、镇江南駅、丹阳北駅、常州北駅、无锡东駅、苏州北駅、昆山南駅、上海虹桥駅で止まります。

残念ですが北京より北の瀋陽や、中国東北地方にはまだ運行予定はありません。

チケットの価格は座席の種類によって違います。

時速300km列車のチケットは、商務席が1,750元、一等席が935元、二等席が555元です。

時速250km列車のチケットは、一等席が650元、二等席が410元です。

中国人は、新しい二代身分証を使ってネット（www.12306.cn）でチケットを購入でき、乗車日当日は身分証を提示して列車に乗ります。

外国人（日本人等）はパスポートが必要です。

旅客者が便利に外出できるように、今年の末ころから電話や銀行カード、自動販売機等でもチケットが買えるようになる予定です。

中国の新幹線「高鉄快速列車」

中国の新幹線「高鉄快速列車」

中国の新幹線「高鉄快速列車」