中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
春の瀋陽(沈阳)名物「白い綿」
中国瀋陽にある、当社七星桜中国事務所がある18階の窓から、春風に乗って白い綿の珍客が舞い込んで来ました。
瀋陽は5月中旬から6月末(春から初夏)にかけて白い綿が浮遊します。
この白い綿はタンポポの綿毛に似ていますが、タンポポの綿毛より白い繊維状のような綿です。
北京などは名物として良く知られていますが、ここ瀋陽でもこの季節には飛んでいて、特に水辺付近の公園や河岸などによく見られます。
ただ観賞しているだけであればとても綺麗なのですが、窓をあけた部屋の中に舞い込んで来て、ホコリやゴミのような状態になったり、下手をすると鼻や口の中に入り込んできたり、目にも時々触れることもあるので、うっとうしいのは確かです。
その白い綿の正体は、イヌコリやなぎ(犬行李柳)ヤナギ科といい、毛白楊(ヤナギ科ポプラの一種)の木の種で、その白い線(綿毛)を柳絮(りゅうじょ)と言います。
日当たりのよい湿地や川岸などに生息し、高さは約2・3メートルほどの木です。
名前の由来は、「役に立たない。」と言う意味からのようですが、中国では昔この木の皮を乾燥させて「籠(かご)」などを作っていました。
瀋陽にもポプラ「白杨・バイ2ヨウ2(bái yáng)」の木があり、この季節にはたくさんの綿毛が飛び交います。
中国では昔からポプラの木を防風林としてきましたが、現在は他の木を植林して防風林としている為、ポプラの木の数は年々減少しているようです。
是非一度瀋陽に、雪のように舞う白い綿の飛び交う柳絮(りゅうじょ)を見に来てください。