中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国瀋陽(遼寧省)蒸気機関車博物館オープン
瀋陽に蒸気機関車博物館『正式名称 : 鉄路陳列館』が10月18日にオープンし、翌日の19日に開館時の様子がテレビ報道されました。
開館はしましたが暫定オープンの為、現在は特別な招待状が無ければ入れません。
一般客や外国人(日本人)は、まだ入館できません。
場所は葱家屯区にあり、正式な住所は遼寧省瀋陽市市轄区山茶街で、苏家屯駅からタクシーで10分程度です。
瀋陽駅等鉄道で行く場合は、鉄道の本数が少ないため、前もって確認したほうがよいかも知れません。
瀋陽駅から鉄道の利用で苏家屯駅までは約15分程です。
瀋陽市内からタクシーで行く場合、交通状況によりますが約30分から40分位で、市内から路線バスを利用する場合は、324番・165番・333番のバスで行けます。
324番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、バス停からはさらに15分ほど歩きます。
165番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、沙柳路のバス停からタクシーで約10分です。
333番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、バス停からタクシーで約10分です。
蒸気機関車博物館の移転前は、瀋陽市内の鉄西森林公園内の南側にありましたが、現在は葱家屯駅鉄道の空き地に移転したためか少し不便な場所にあり、交通の便があまりよくありません。
また、食べ物屋さんや売店などはありませんので、飲み物等は持参したほうがよいです。
瀋陽蒸気機関車博物館は、中国国内初の最大の蒸気機関車博物館です。
館内の1階にはアメリカ、日本、ロシア、ベルギー、チェコスロバキア、ポーランド、ルーマア、ドイツ、中国など8ヵ国の退役した蒸気機関車や現役を終えた電動力車などが収蔵されています。
その中の1907 年アメリカ製のDBI型機関車は最も古い機関車で、日本製の“アジア”号機関車は、この瀋陽蒸気機関車博物館に世界で唯一残されている型式の機関車です。
また壁面や2階の展示所には、歴史を物語るパネル等の展示があり、ゆっくり見て廻ると2時間は必要です。
カメラやビデオ等での撮影は禁止ですが、どうしても記念にとおっしゃる方は係員や関係者に相談してみてください。「日本の方ならアジア号だけならOKが出るかも知れません。」交渉次第です。
感想ですが、綺麗にされたアジア号は青く輝いていますが、あまりにも綺麗になっていて歴史が感じられず物足りない気もしました。