中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
3月15日は中国消費者権益日(消費者の日)
3月15日は国際消費者機構の定める、国際消費者権利保護の日です。
1962年3月15日、アメリカの元大統領ケネディは議会で「消費者の権利を守る」についての大統領として有名な四つの消費者権利を提出し提案を出しました。
それは、「安全保障権利」「正しい資料を分かる権利」「自由に決める権利」「消費意見を出す権利」です。
これらの権利は少しずつ世界中に浸透していき、基本の目標となりました。
1983年、国際消費者協会は毎年の3月15日を国際消費者権益保護デーに決め、中国も1987年9月に国際消費者協会に参加しました。
それから毎年3月15日の国際消費者権益保護デーでさまざまな普及イベントを開催しています。
企業は、消費者の権利を守る社会的責任を強化し、消費者は科学的で、健全かつ合理的で、文明的な消費理念を確立し、消費者保護意識を高めるよう呼びかけています。
毎年テーマを変えて、今年のテーマは「消費とサービス」です。
日本では「消費者の日」と呼ばれています。
中国では消費者の権利を守るべきだという意識が強く、3月15日はさまざまなイベントが催され、また多くのメディアが消費者の権利問題に関係するニュースを取り上げます。
ここ数年の消費者意識の高まりとともに、この3月15日は一般庶民にとっても注目される1日になりました。
新聞などでも特集が組まれ、テレビも特別番組を放送、大きな商店街では資料を展示します。