中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
希爾斯池典(キエシチテン)・商務会館
瀋陽にある「希爾斯池典(キエシチテン)・商務会館」は、一般的な会館ではなく、アジア一の総合商務会館です。
場所は瀋陽市鉄西区建設中路46番にあり、保工街と建設中路の交差点手前にあります。
総面積は20,000平方メートル以上があり、規模は色々な会館のうちで最大規模になっています。
希爾斯池典会館内の設備ですが、豪華高級レストラン、スパ、マッサージ、ジム・フィットネス施設、サウナ、インターネット設備が整っています。
希爾斯池典会館には宿泊施設もあり、一泊して旅の疲れをいやすのに最適な場所です。
入浴料だけで200元かかる会館ですのでちょっと高級ですが、値段以上の様々なサービスには満足出来ると思います。
瀋陽の大手スーパー
瀋陽の大手スーパーには、「楽購」(hymall) 、「家楽福」(カルフール) 、「毎家瑪」(メガマート)などがあります。
日本人で中国語が得意でなくても、商品をレジに持って行き表示された金額を払うだけで買い物が出来るので、買い物をする際、非常に便利です。
品揃えが豊富で製品の質が良く、金額も安く提供されています。
大手スーパーの中でも「楽購」(hymall)と言えば、今中国瀋陽で一番勢いのあるスーパーです。
瀋陽には現在、皇姑店と広宜店、鉄西店、明華店、長客店の五つ店舗があります。
品揃えも豊富な上、金額も格安で提供されています。従業員の態度もまずまずです。
スーパーは三階まで売場があります。入り口から真っ先に視線入るのはドリンク・コーナーです。ここには日本産のビールも数多く置いてあります。
お菓子の品揃えも非常に豊富で、その他日常生活品のほとんどは大体ここで入手可能です。
化粧品関係はあまり詳しく調査していませんが、日本のメーカーでは資生堂とカネボウは見かけました。
また「吉野屋」や「KFC(ケンタッキーフライドチキン)」も併設しているのでとても便利です。
瀋陽鉄西区一の繁華街にある「鉄西百貨店」
瀋陽市興華街南側一帯に広がる瀋陽鉄西区一の繁華街です。
その中で代表的なデパートは、1952年にオープンした「鉄西百貨店」です。
一般的に通称「鉄百(テェバイ)」と呼ばれています。
今では瀋陽市の代表的なデパートとしてかなり有名なデパートです。
鉄西百貨店は、五階建てで食料品や生活用品や電化製品など日常生活に必要なモノはここで大抵そろいます。
瀋陽は暴風雨
昨日「瀋陽中心気象局」から大雨警報が出ました。
この情報によると、午後1時から3時間のうちに瀋陽市内では15ミリ以上の降雨量があるとの事でした。
今日は天気予報通り、本当に午後から天気が崩れ、どしゃ降りの雨が降りました。
凄い雷が鳴って、稲光が走って怖い思いをしました。
思っている以上に不安定な天気でした。
お客様の結婚式が終わった帰りに、電気自転車で買い物に出かけていたら、これは「やばい!」と思い、すぐに近くのスーパーに避難しました。
更に風も強くなって、自転車のガレージも風に吹かれて倒れました。
道も河みたいになって、凄い事になっていました。
瀋陽にあるコンビニ
瀋陽にはコンビニチェーンとして「毎之購」や、「聯衆」や「佐客」や「皇士365」がたくさんあります。
日本でいうセブンイレブンやファミリーマートやローソンみたいな感じでしょうか。
至るところで見かけますので、お店を出す場所等は日本のように考えて作ってないような気がします。
すごい近くに何件も同じ会社のコンビニがかたまっていることも多々あります。
品揃えも大分違いますが、中国らしい品揃えだと思います。
日本に比べると品数や商品の種類は劣りますが、基本的なものはだいたい売っています。
中国のコンビニは、場所によって営業時間が違います。(適当です。日によって違うこともあります。)
市内のコンビニは24時間やってる所が多いです。
深夜遅くに行くと、コンビニの店員さんが寝ていることもあります。
安全意識が低いと万引きされることもたまにあるようです。
店内ではお酒、ジュース、タバコ、お菓子、インスタントラーメン、パン、アイス、本、日常品(ティッシュ、洗剤等)などは置いてあります。
2009年雪花ビール馳走の日
「2009年雪花ビール馳走の日」と言う活動は、瀋陽経済技術開発区で1週間お祭りをやっています。
お勧め飲み物は勿論~美味しい雪花ビールです。
出店がたくさん出て、全国各地の色々な料理があります。
しかし当日は、あまり天気がよくなかった為、参加者は少なめでした。
今はまだ、瀋陽は梅雨の時期です。
もう少しすると、冷たいビールが美味しい季節がやってきますね。
遼寧大学
遼寧大学の歴史
遼寧大学は1958年に創立されました。
もともと、ロシア語専門学校、東北財経学院、瀋陽師範学院の三つの学校が合併した総合大学です。
その後、国際経済学院、経済管理学院、工商管理学院など十三の学校の学部によって構成された総合大学となり、遼寧大学は現在もますます発展しています。
遼寧大学の教職員と学生を合わせると約一万人以上おり、省内外でも有名な大学となっています。
遼寧省及び各市の幹部は、遼寧大学を卒業した人たちが大勢います。
現在の中国の社会現代化の建設に多大な貢献を果たしています。
遼寧大学の特色
遼寧大学は、40年強の歴史を持ち、二十一世紀の中国重点百大学の一つに選ばれています。
遼寧大学は、三つの学院と十三の学部があり、学生数は一万人を超えており、遼寧省内の総合大学として有名な大学です。
校内には整備された庭園があり、九階建ての教室棟があり、広大な面積を持つグランドや体育館、各種専用コートがあり、色々な施設が整っています。
特に新築された図書館は、東北三省の大学中では蔵書が最も多く、千人以上収容できる閲覧室があり、博物館も併設されています。
現在建築中の学生寮は、十七階建てでエレベータ―等の最新の設備があります。留学生寮もこの新学生寮の中に入るそうです。
遼寧大学は、中央政府のリーダーたちから重視されていて、門札や恵星楼などの書は、前副総理の李鵬氏や朱徳氏の手によるものです。
遼寧大学は数多くの優秀な人材を輩出し、省内の重要ポストに就いている先輩が多くいます。
今後も更にすばらしい人材を育成していくことでしょう。
日本語科の特色の一つに、日本語の実習があります。
3年生の時に日本企業への派遣があり、長い時は3ヶ月間実習を続け通訳の勉強をします。
瀋陽にあるNEC・旭ガラス・三洋空調などの企業だけでなく、上海の日本企業へも実習に行きます。
この実習で日本語のレベルと日本人の習慣や考え方・行動・文化などを学習し、実社会ですぐに役立つ学習になります。
ここで知り合った日本人と現在も交流を続けている学生も多くいます。
中国東北地方のヤンコ踊り
中国ではここ2、3年、昔から伝わってきた歌や踊り、演劇、漫才、工芸などいわゆる「無形文化遺産」の保護が重視されています。
専門家を集めて研究したり、学校で伝統芸能の授業を設けたり、昔の作品を現代風に改編したりとさまざまな活動が行われています。
そんな「無形文化遺産」の中の「ヤンコ踊り」をご紹介します。
ヤンコ踊りは中国の北方で広く踊られているものです。
地方によって、音楽や踊り方が少し異なりますが、基本的な動きはほぼ同じです。
一般的な踊り方は、手に色とりどりの扇子や絹の織物を持って振りながら、前に3歩進んでは1歩下がるというものです。
複雑なのは、4歩のうち、最初の2歩で両足を×(バツ)の字に組んで、残りの2歩は×(バツ)を解くというのもあります。
色とりどりの民族衣装を身に纏って、鐘、太鼓、ラッパの軽快なリズムに合わせて、広場をぐるぐると回ります。
中国の結婚
中国では、法律で最低結婚可能年齢が男性22歳、女性20歳(2008年時点)となっています。
中国全体としては、晩婚化が進んでいます。
また、一人っ子政策により「男性が余っている」というイメージが強いですが、結婚当事者の意識としては「女性が余っている」状況にあるようです。
大きな要因としては「女性の婚期が短い」事が挙げられます。
都市部の結婚適齢期の未婚世代でも、女性の方が多い状況にあります。
中国の一人っ子政策は、1973年から現在でも実施されています。
ただし、田舎では最初の子供が女の子だった場合は、最初の子供が生まれてから7年以降にもう一人子供を作る事が出来ます。
都会でもう一人子供を産んでしまった場合は、罰金が科せられます。
罰金は、父親の前年の年収の2倍~6倍の金額になります。
中国では、風水で結婚の日取りを選ぶ事があります。
中国繁体字の択日(日時選び)のカレンダーに基づくものです。
たとえば、「8月8日」に結婚式をするなどです。
理由として、一般的には「6,16,8,18」の日で、中国語の発音で「順(シュン)と發(ファ)」の音と似ているので、「順調になる」「金持ちになる」という意味があります。
そして土日に結婚式が多いのは、休日を利用して結婚式をおこなう為です。
瀋陽の市内交通
市内の市民の足の中心は、路線数140以上を誇る市バスとトロリーバスです。
タクシーも拾う事が出来ます。
電車は、郊外に足を伸ばす時に利用するとよいです。
バスを利用する場合
バスの種類
バスの種類には「ワンマンバス(無人售票車)」と「車掌同乗バス(有人售票車)」の2種類があり、ワンマンバスの路線は一定のルートを巡回する環路のほか、100番台(105路を除く)、200番台、800路、鉄西新区1線、鉄西新区2線などがあります。
車掌同乗バスの路線は、105路のほか、300番台、500番台、600番台となっています。
路線のネットワークは複雑ですが、行き先がはっきりしているときなどには安価に利用できる為、利用価値が高いです。
また、路線によっては車掌が同乗している私営の小型バス(ワゴン車)が走っています。
市営の小型バス(ワゴン車)の運賃は、利用区間によって1元~10元(日本円で15円~150円程度)です。
バスの利用法
バスの利用方法は簡単です。
目的地に行く路線のバスであるかをバス正面上部の行き先名で確認します。
間違いがなければ前方のドアから乗車し、ワンマンバスの場合は運賃を料金箱へ入れるか運転手に支払います。
釣り銭はもらえないので、必ず小銭を用意しておくようにしましょう。
運賃は1元(日本円で約15円程度)均一です。昔は空調付きのバスが2元(日本円で約30円前後)でしたが、現在は全て1元(日本円で約15円程度)均一です。
停留所のアナウンスはありますが、中国語でほとんど聞き取れないので、慣れない旅行者は注意が必要です。
タクシーを利用する場合
瀋陽のタクシーの色は小豆色が中心です。
屋根の上に「TAXI」または「出租」と書かれた表示等が付いているのでわかりやすいです。
タクシーの全体数も多いので、流しのタクシーも比較的簡単に拾えます。
ただし、ナンバープレートの番号がEとGとMで始まるタクシー以外は白タクなので、注意して下さい。
正規のタクシーであっても観光客とみると遠回りしたりして、料金をふっかけてくることもあるので、事前にホテルなどで目的地までの相場を確認しておくことがおすすめです。
運賃システムはメーター制が基本で、初乗り3kmまでは8元(日本円で約120円前後)、その後0.8kmごとに1元(日本円で約15円前後)が加算されます。
22:00~5:00は深夜料金で初乗り3kmまでは9元(日本円で約135円前後)、以降600mにつき1元(日本円で約15円前後)が加算されます。
タクシーがエアコンを使用時には、昼間でも深夜料金を適用します。
空港までや遠距離の場合、割引(値引き)の交渉が出来る事が多いので、事前に相場を知っておくとお得です。
また瀋陽のタクシーは1台のタクシーを1日5時~17時と17時~翌朝5時までの2勤交代制の為、交代時間前後は運転手交代の為の回送車両(回送ふだは無いので、日本でいう乗車拒否と同じように感じる)が多く、非常に捕まえにくいので注意が必要です。
行き先によっても、普通に拒否される事もありますので、注意が必要です。
旧正月時やクリスマス時などのイベント時は、需要関係が極度に逼泊するので都心部(郊外なら可)ではタクシーがつかまらない事がありますので注意が必要です。