中国生活ブログ - 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】

中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】

瀋陽市内の道路除雪に新型除雪車登場!

新型除雪車登場!

新型除雪車登場!

瀋陽市内の道路除雪対策に新型除雪車が登場し、除雪準備が万端です。

今年から新しい除雪車が登場します。

前面に丸いブラシをつけた除雪車で、雪が降る日を待ちわびているかのように並んでいます。

瀋陽市は、今年から雪を溶かす融雪剤(塩化カルシウム・マグネシウム)を前年度の三分の一にするとし、その代わりに砂をまく準備や、除雪車の新型車が導入されました。

瀋陽の雪は、粉雪のようにサラサラとしていて、水分量が少ないのが特徴です。

ホウキなどで軽く掃けますが、気温が常に氷点下になるほど低いため、硬く固まり(アイスバーン)とても危険です。

新型除雪車は深夜遅くまで夜どうし作業し、瀋陽市内の交通安全に力を発揮しています。

新型除雪車登場!

新型除雪車登場!

滑り止めの砂

滑り止めの砂

除雪用の融雪剤

除雪用の融雪剤

瀋陽で突然3回の暗闇が…!

時間は19時半頃、突然周辺が真っ暗闇になりました。

この日は冷たい雨が一日中降る日で、ビル風で傘が壊れるくらい風も強く、外気温は約2℃ですが体感気温は0℃くらいの寒い日です。

19時半頃を境に二度・三度と街全体が暗闇になりました。

暗闇になった時は一部の地区だけだろう考えましたが、そうではなかったようです。

窓から外を見渡すと街は暗闇の中で、唯一明かりが見えるのは車のライト位です。

3回の停電の持続時間は短い停電では約5分位で、長い停電では15分間位真っ暗でした。

中国では普段でも停電は決して珍しくはありませんが、三度も立て続けに続くと怒りがこみ上げてきます。

ほんの一部の地域であればいいのですが、かなりの広範囲だったようなので、営業中のお店等は大変だったでしょう。

停電でエレベーターも止まってしまった為、停電中にエレベーターを利用していた人は、しばらくエレベーターの中に閉じ込められていたようです。

非常電源がある建物であればよいのですが、非常電源が無い建物もまだまだ多くあります。

中国の停電には慣れていますが、さすがにエレベーター内は嫌ですね。

こんな停電の時に役に立つのが携帯電話の照明や、キーホルダー型のLED懐中電灯です。

灯りがあると人間は落ち着くものです。

昼間の窓からの景色

昼間の窓からの景色

夜間の窓からの景色

夜間の窓からの景色

停電時の窓からの景色

停電時の窓からの景色

中国瀋陽のラーメンとは

中国でラーメンとは?

中国は麺料理文化の長い歴史があり、いろいろな種類の麺料理がありますが、ではラーメンとは?

「ラーメン」の起源は様々な説があり、中国北部の麺の事を「拉麺(ラーミェン)」と表現しており、中国語で(拉・ラー)は「引っ張る」という意味で、手で引っ張り伸ばして細長い麺の形を形成する手打ちの技法で作られる物をいいます。

また、中国では古くから「老麺(ラオミェン)」という漢字表記もあり、それが本来のラーメンとして表記とされることもあります。

「老麺(ラオミェン)」とは、保存した古い発酵生地を酵母種として使用する中国伝統技法で、「饅頭(マントウ)」や「包子(パオツ)包んだまんじゅう」を作る際に用います。

中華麺は「饅頭(マントウ)」のように酵母で膨らませる必要がないため、老麺法はラーメンに用いる技法ではないとされています。

ラーメンは中国の麺料理を起源として、日本の中華料理で発展し日本独特の食文化とて今に至って来たと言えます。

中国では、「日本拉麺、日式拉麺」と呼ばれています。

中国瀋陽のインスタントラーメン

瀋陽のスーパーや便利店でよく見かけるインスタントラーメン「(方便面)・便利面」の主な銘柄は、康師博・今麦朗・統一100・東北大骨130・東三福・華豊・福満多の七銘柄です。

価格は、カップ麺:3~4元(2010年10月為替1元/約13円で40~52円)、インスタント麺(1袋):2~3元(2010年10月為替1元/約13円で26~40円)、その他にも1元ラーメンがあります。

味は色々ありますが、瀋陽は寒い地方なので一般的には、香料が効いた辛めの味が多いです。

中国のインスタントラーメンは、日本のインスタントラーメンと比べて約10~20gほど量が多くなっています。

若い人にはとても便利で、おなかが満足するラーメンとして位置付けされています。

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

中国のインスタントラーメン

 

中国瀋陽の麺店

瀋陽を代表する麺店としては、老四季押面、四季面条、蘭州牛肉麺、李先生牛肉麺、苏氏牛肉麺などの麺店があり、約5元から食べる事ができます。

他にも数えきれないほどありますので、ぶらりとお店に入るのも面白く、自分に合った味を探して味比べもよいかもしれません。

>>中国遼寧省瀋陽のご案内
>>中国遼寧省瀋陽観光/旅行ガイド

中国瀋陽の街路樹が白く塗られているのは?

街路樹が白く塗られている

街路樹が白く塗られている

中国の道路脇に植えられている街路樹には、白く色が付けられていますがいったいなんでしょうか?

街路樹の木の幹に地面から1mほど高さまで白く塗ってあるのは石灰です。

全ての木に石灰を塗るわけではありませんが、石灰を塗る理由としては2つあるようです。

1. 石灰には殺菌・殺虫作用の効果があり、木の幹の中で冬を越す菌や害虫からの被害を防止殺す役目をします。

2. 冬は夜の気温が低くなり、日中は直射日光を受けて温度が高くなるので、温度差による幹の割れを防止します。

俗説ですが、中国ではまだ外灯が少なく夜間は暗くなります。

そのため、街路樹は車両や歩行者等の通行の目印になる役目もあるようです。

また、寒い地方では雪が降り道路の凍結防止の為、道路に多量の「雪を溶かす融雪剤(塩カリ)」を撒きますが、その塩分で木がダメになるのを防止するためではないかと言う人もいます。

(地元瀋陽市民の若い方からの話で、ご年配の女性は「最近の若者は…!」とが笑っていました。)

瀋陽では今年の冬から雪を溶かす融雪剤を例年の三分の一の量に減らします。

これは街路樹を守もろうと言う考えからだそうです。

最近見かけた街路樹の中には、しめ縄が巻いてありました。

やはり冬の寒さ対策もありますが、目的は害虫の防止です。

ちなみによく観察すると、縄で巻いてある木は最近植えられた植林で、下が花壇になっていたりしています。

また、街の美観上から政府機関の周辺の街路樹にはしめ縄で巻いてある木が多くあるように感じます。

ともあれ、植物を大切にし環境をよくすることは良い事です。

今年瀋陽市では、200万株以上の苗木が植樹されました。

主に荒山ですが、暴風(砂塵)対策でもあります。

街路樹が白く塗られている

街路樹が白く塗られている

街路樹が白く塗られている

街路樹が白く塗られている

瀋陽の街路樹

瀋陽の街路樹

2010年11月・12月中国の主な催事

11月11日 【光棍節(グゥァンガンジェ)】


2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

「光棍児=独身・男やもめの意」1が重なることから語呂合わせで独身の日で、独身同士で食事をする人も多い。

変わった日ですのでご紹介します。

伝統的な祝祭日とは違い1990年代に南京の大学キャンパスで、大学生の軽い遊び心から始まり、最近中国全土に広まりました。

数字の1が「棍(棒)」の形に似ていることから4つの「1」が並ぶ11月11日を「光棍節」といい、中国では独身者、とりわけ独身男性のことを「光棍(グゥァンガン)」と呼びます。

この日は、独身の多くの若者がレストランやカラオケボックスで騒いだり、合コンで新しい出会いを求めたりと、「独身貴族」を謳歌します。

「光棍節」をにぎやかに楽しむことで、日ごろの生活でたまったストレスを発散し、この日をきっかけにして「光棍」状態から抜け出したいという、「脱光(トゥォグゥァン)」脱・独身を希望しての願いもあるようです。

また、独身生活にサヨナラ「再見(ザイジィェン)」との意味を込めて、この日を選んで入籍したり、結婚式をあげたりする若者も増えています。

一部のデパートでは「商戦」のいいチャンスとばかりに、「独身」関連グッズのセールを行っています。

またレストランでは、独身者向けのメニューを考え、お見合いパーティーを企画するところも現れました。

日本同様晩婚化が進んでいる中国では、今後は「独身ビジネス」がますます加速するのではないでしょうか。

11月22日 【感恩節(ガンエンジェ)】

サンクスギビング・デー。最近では知り合いに感謝のメールを送ることが流行しています。

12月12日 【西安事変記念日】

西安事変が起きた日

12月13日 【南京事変】

南京侵攻の日

12月20日 【マカオ回帰記念日】

マカオ返還記念日

12月24日 【平安夜(ピンアンイェ)】

クリスマスイブ

12月25日 【聖誕節(シォンダンジェ)】

クリスマス

以上が2010年内の中国の主な催事です。

2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

2010年11月・12月中国の主な催事

年内残り2ヶ月間は、年末の忙しい時期になります。

色々な形での催事もありますが、中国と日本が友好であって欲しいという願いもありますし、共に平和であって欲しいと思います。

冬季2大イベント中国東北氷雪祭

中国東北地方での2大氷雪祭と言えば、中国東北氷雪観光一番と称される瀋陽棋盤山の瀋陽市国際氷雪祭と、パルピン国際氷雪祭が有名です。

瀋陽棋盤山の氷雪祭

年に一度の瀋陽市国際氷雪祭は、非常に寒い瀋陽の冬季のイベントで最大のお祭りとなっています。

昨年からこのお祭りを、「瀋陽市迎春灯会」の理念と考え方が瀋陽のブランドとなっています。

瀋陽市は北海道札幌市と友好都市であることから、札幌雪祭りに良く似ていますが、そのスケールの大きさが違います。

昨年は1月10日から3月1日まで開催しましたが、今年の開催日はまだ未定ですので、開催日が決定したら告知致します。

隣接している棋盤山スキー場も、大勢のスキー客で賑わいます。

瀋陽棋盤山の氷雪祭

瀋陽棋盤山の氷雪祭

瀋陽棋盤山の氷雪祭

瀋陽棋盤山の氷雪祭

瀋陽棋盤山の氷雪祭

瀋陽棋盤山の氷雪祭

>>瀋陽棋盤山国際風景観光区

パルピン国際氷雪祭

来年の2011年で第27回目の開催となり、開催日は1月5日からです。

「氷雪を祝福し、和諧を分かち合おう」というテーマで、文化、旅行、体育等のイベント活動があり、この氷雪の神秘的な魅力を味わっていただくことをコンセプトとしています。

スノーモービルや氷雪キャンプ等の様々なイベント活動もあります。

パルピン国際氷雪祭

パルピン国際氷雪祭

パルピン国際氷雪祭

パルピン国際氷雪祭

パルピン国際氷雪祭

パルピン国際氷雪祭

>>中国遼寧省瀋陽観光/旅行ガイド
>>中国遼寧省瀋陽のご案内

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

瀋陽市内の様々な街角や店先・ベランダ等で、「白菜はくさい(バイツァイ)」や「葱ねぎ(ツォン)」を干している光景を見かけます。

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』


昔からの知恵

昔は今よりもずっと冬の寒さが厳しく、現代ほど交通や輸送手段も発達していなかった頃は、冬に食べられる野菜が限られていました。

そのため、寒くなる前に冬の食料を準備しておく昔の人の知恵です。

今では野菜の種類が多くなり、値段は多少上がるものの真冬でもスーパーで手軽に様々野菜が手に入ります。

しかし瀋陽で生まれ瀋陽で育った人たちは、時代が変わっても季節が巡るたびに変わらず冬支度をし、せっせと「白菜はくさい(バイツァイ)」や「葱ねぎ(ツォン)」を干します。

冬の厳しい寒さの中で干した「白菜はくさい(バイツァイ)」や「葱ねぎ(ツォン)」は、旨味が増し長く保存出来ます。

冬支度のこの時期は「白菜はくさい(バイツァイ)」や「葱ねぎ(ツォン)」を山積みにしたトラックが市場や路上で多く販売しています。

今年は雨や天候の悪い日々が続いた為、野菜は少し値段が上がりました。

裏道や住宅の中をぶらり探索すると、大根やキュウリなどを細かく切って干していました。

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』


中国の縁起物

「白菜はくさい(バイツァイ)」の意味
標準語(北京語)の「白菜はくさい(バイツァイ)」と、「百財(バイツァィ)」をかけて「たくさんの財産を手に入れる」という意味が込められています。

「葱ねぎ(ツォン)」の意味
「葱ねぎ(ツォン)」と「聪明(聡明ツォンミン)」をかけて「頭がいい・聡明」という意味が込められています。

中国物産の置物に、「白菜はくさい(バイツァイ)」や「葱ねぎ(ツォン)」の形の物があるのはこのためです。

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽の冬支度『至る所に白菜や葱』

中国瀋陽(遼寧省)蒸気機関車博物館オープン

中国瀋陽蒸気博物館内

中国瀋陽蒸気博物館内

瀋陽に蒸気機関車博物館『正式名称 : 鉄路陳列館』が10月18日にオープンし、翌日の19日に開館時の様子がテレビ報道されました。

開館はしましたが暫定オープンの為、現在は特別な招待状が無ければ入れません。

一般客や外国人(日本人)は、まだ入館できません。

場所は葱家屯区にあり、正式な住所は遼寧省瀋陽市市轄区山茶街で、苏家屯駅からタクシーで10分程度です。

瀋陽駅等鉄道で行く場合は、鉄道の本数が少ないため、前もって確認したほうがよいかも知れません。

瀋陽駅から鉄道の利用で苏家屯駅までは約15分程です。

瀋陽市内からタクシーで行く場合、交通状況によりますが約30分から40分位で、市内から路線バスを利用する場合は、324番・165番・333番のバスで行けます。

324番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、バス停からはさらに15分ほど歩きます。

165番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、沙柳路のバス停からタクシーで約10分です。

333番のバスの場合、瀋陽市内から約50分から1時間程度で、バス停からタクシーで約10分です。

蒸気機関車博物館の移転前は、瀋陽市内の鉄西森林公園内の南側にありましたが、現在は葱家屯駅鉄道の空き地に移転したためか少し不便な場所にあり、交通の便があまりよくありません。

また、食べ物屋さんや売店などはありませんので、飲み物等は持参したほうがよいです。

中国瀋陽蒸気博物館内

中国瀋陽蒸気博物館内

苏家屯駅

苏家屯駅

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館は、中国国内初の最大の蒸気機関車博物館です。

館内の1階にはアメリカ、日本、ロシア、ベルギー、チェコスロバキア、ポーランド、ルーマア、ドイツ、中国など8ヵ国の退役した蒸気機関車や現役を終えた電動力車などが収蔵されています。

その中の1907 年アメリカ製のDBI型機関車は最も古い機関車で、日本製の“アジア”号機関車は、この瀋陽蒸気機関車博物館に世界で唯一残されている型式の機関車です。

また壁面や2階の展示所には、歴史を物語るパネル等の展示があり、ゆっくり見て廻ると2時間は必要です。

カメラやビデオ等での撮影は禁止ですが、どうしても記念にとおっしゃる方は係員や関係者に相談してみてください。「日本の方ならアジア号だけならOKが出るかも知れません。」交渉次第です。

感想ですが、綺麗にされたアジア号は青く輝いていますが、あまりにも綺麗になっていて歴史が感じられず物足りない気もしました。

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

瀋陽蒸気機関車博物館

中国の重陽節(五節句の一つ)は旧暦の九月九日

今年の重陽節(ちょうようせつ)は、西暦10月16日(土曜日)となります。

重陽節由来は【2009年10月26日のブログ】の中で紹介していますので、こちらをご覧下さい。

中国では、この日を敬老の日として定めており、旧暦では菊の花が咲く季節であることから、菊の節句とも呼ばれています。

現在は、中国のレクリエーションの日として位置づけ、スポーツを楽しむ若い人たちが年々増えています。

中国の重陽節

中国の重陽節

中国の重陽節

中国の重陽節

中国の重陽節

中国の重陽節


重陽節についての言い伝え

《時は、紀元前3世紀。神通力を持った費長房という道士がおり、ある日弟子の一人の桓景に「お前の一家は、九月九日に大きな災難に見舞われる」と告げた。

恐れをなした桓景が、費長房に助けを求めると、「急いで家族全員に絳嚢(赤色の布で作られた袋)に茱萸(グミ)を入れてひじにかけ、高い所に登って菊の花が入ったお酒を飲みなさい。」と教えてくれた。

費長房に言われた通りにすると、家族全員が災いから免れた。》

 

この伝説から、旧暦九月九日には家族全員で高いところに登ったり、ひじに茱萸(ぐみ)をつけたり、菊の入った酒を飲んだりする習慣が生まれたと言われています。

今ではあまり実施されませんが、「邪気を払い長寿を願って」お祝い事をします。

中国瀋陽の9月~10月は、平均気温が12℃前後で秋の季節は短いです。

日頃の運動不足を解消するためか若者は公園等でスポーツを楽しみ、年配者たちは公園内に設置されている健康器具で手足を伸ばしています。

また、色々な公園内で中国舞踊や楽器愛好者の演奏も行われています。

公園の木々は緑から黄色に紅葉が始まりました。

季節的にはこの時期は、火鍋料理を食べるのに程よい頃になり、日本でも食欲の秋とも言いますが中国でも食べすぎには注意が必要な季節です。

また、瀋陽の冬は常に氷点下の為、10月からは住宅等の暖房設備の受付準備で忙しくなります。

ふと空を見上げると北からの風に乗って、寒々した雲が流れていて、雪雲のようにも見えます。

重陽節を過ぎると太陽暦で、10月23日は霜降(そうこう)中国では[(降霜)ジィァン/シュゥァン]となり、この頃の瀋陽の日中の最高気温は9℃前後まで下がり、最低気温は氷点下になる時期でもあり、いよいよカラッ風の冬本場を迎える季節の始まりです。

秋の瀋陽

秋の瀋陽

秋の瀋陽

秋の瀋陽

秋の瀋陽

秋の瀋陽

瀋陽初の地下鉄の試運転に乗車体験

中国遼寧省瀋陽初の地下鉄「地下鉄一号線」試運転に乗車体験してきました。

もうすぐ瀋陽に初めての地下鉄が開通します。

現在は暫定運行で、東方面へ6:42~19:42と西方面へ6:19~19:19の間で一般の人も乗車券を購入すれば乗車ができます。

まだ、正式なオープンではありませんが、上記時間帯で試運行しています。

この日は冷たい雨が振っていて、外の気温は7℃くらいで地下の気温は16℃くらいです。

瀋陽の二大繁華街である太原街駅から乗車し中街駅までの4駅間を利用してみました。

中華路と南京北街が交差する太原街駅の入り口から、階段を下りると改札口に着きます。

地下鉄太原街駅入り口

地下鉄太原街駅入り口

地下鉄試運転運行時間

地下鉄試運転運行時間

太原街駅改札口

太原街駅改札口

自動券買所もしくは改札乗車券売り場で目的地までの切符カードを購入します。

自動券買機は大きめのタッチパネルになっており、ご老人でも簡単な操作で目的地への切符カードが購入ができます。

中街駅までですので、2元で太原街駅~中街駅までの切符カードを購入しました。

自動券売機

自動券売機

自動券売機のタッチパネル

自動券売機のタッチパネル

切符カード

切符カード

切符カードを購入したら、自動改札口にカードをタッチして中に入り、階段を下りて下のホームへと行きます。

ホームは現在日本でも多くなっている、線路内転落等の防止にパネルドアになっています。

日本と違いで気になったのが時刻表が無く、大きな時計表示もありません。

電車がホームに着くとチャイムが鳴りアナウンスが流れます。

今は10分間隔での定期的な運行で往復しているようで、電車はオレンジ色の6両編成でした。

電車内はこぢんまりとしていて、全体的に天井付近が狭い印象です。

座席の椅子はプラスチックの椅子で硬いですが、電車の乗り心地は思ったより静かで揺れもあまりありませんでした。

電車は乗車してわずか14分ほどで中街駅へ到着しました。

中街駅で下車して自動改札口で切符カードを投入します。

中街駅の出入り口は美観上からか屋根がなく、この日は雨でしたのでエスカレーターの途中から傘が必要になりました。

地下鉄の中街駅の場所は、中街路と朝陽街の交差点で、目標としてはローズホテル(ピザハット)・ケンタッキー・マクドナルド・老辺餃子のある交差点です。

太原街駅ホーム

太原街駅ホーム

地下鉄車内

地下鉄車内

地下鉄中街駅入り口

地下鉄中街駅入り口

現在は仮運行なのでスムーズに乗車できましたが、正式な開通となれば混雑時はどうなるかが気になります。

日本の首都圏の朝夕の通勤電車を思い浮かべました。

また、瀋陽は11月から本格的な冬になり、-10℃を超える日が来年3月まで続きますので、着膨れによる混雑や地下や社内での温度等が気になります。

瀋陽は現在近代化が進み便利になりますが、まだまだ近代化に慣れていない人たちが多いので今後どうなるのか、整列乗車になれない人たちの「我先にとばかり」に乗車・下車を繰り返さないようにしたいものです。

ニュースによると、バス会社の独自調査で利用者が少なくなっていることが報道されました。

年々増える交通事情や渋滞や混雑を考えると、移動に時間のかかるバスに比べ定期的に走る地下鉄は短時間で目的地へ行ける地下鉄は、バスよりも値段が多少高くなっても地下鉄を選択しているようです。



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