中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国瀋陽のシンボル塔
以前は、瀋陽市のシンボル塔が市府広場にありましたが、今は地下鉄2号線工事や多目的ビル建設工事のため、一時的に新楽遺跡に大切に保管されており、市府広場が完成されれば元の場所に戻ります。
市府広場の中央に位置したモニュメントは、新楽遺跡から出土された鳥の形をした木の彫刻「図騰鳥」(鳥のトーテム・ポール)で、これを模したモニュメントが瀋陽市のシンボル塔です。
地下鉄2号線や開発エリアが完成した後には、市民の憩いの場としてきれいな広場に生まれ変わることでしょう。
現在、日本では大地震や津波の被害で大変な時です。
災害に遭われた方のご冥福をお祈り申し上げると共に、災害や原発事故で避難されております方々に、謹んでお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復興を心から願っております。
日本の大震災の犠牲者を慎む意味で、瀋陽にある日本領事館で記帳を致しました。
また当社では、少しでも支援にお役に立てるよう小規模ながら当社中国瀋陽事務所の周辺で、募金活動を実施しています。
小さな会社ではありますが、全力を挙げて瀋陽から支援をさせていただきます。
「日本 頑張れ、ガンバレ“加油” “加油”(ジャヨウ)」
中国東北地方最大の仕入れ市場「五愛市場」
五愛市場の五愛集団は、2009年以来AAAA級景区の標準に従って、衣類、食類、遊び、買い物、娯楽など消費者に便利、気持ちよく買い物ができる場所の提供になりました。
2009年12月28日に五愛市場は国家旅行局の評価を受け、中国東北地方で初めての買い物旅行区に認定されました。
2005年に五愛市場の床品、布芸、カバン、靴帽子城の四階床品売り場の中に、ブランドの生産家、直販商、代理商たちに特殊な特恵政策を与えました。
その他にも、精品屋でコーヒーバー、ピアノバーなどもあります。
五愛市場の商品は、韓国やオーストラリア等の各国にも輸出しています。
五愛市場の管理は、サービスの管理的な核心内容として続いており、管理者と業者の間は良好的に交流し、お互いに理解、信用、支持の元、市場の発展のために努力し続けています。
五愛市場は仕事の効率をはかり、市民の信頼を受ける事を大切にしており、市場の環境はすばらしく、市場内の夏の気温は25度くらい、氷点下の瀋陽の冬でも16度以上で運営しています。
五愛市場の繁栄と発展は黄金地となり、五愛市場の東側は小南街、北側は熱騒路、南側は南翰林路と、五愛市場の周辺すべてが発展し繁栄的な商品街路になり、市場の周囲には九個の銀行があるほどです。
五愛市場は瀋陽で一番大きい買い物市場ですので、安くて大量の品揃えが魅力で、丸一日がかりで見て廻っても廻りきれないほど広さと商品数が魅力ですので、瀋陽へお越しの際には、是非五愛市場へ足を運んでみて下さい。
きっと楽しい買い物ができます。
中国瀋陽でもスーパームーン(Super Moon)
瀋陽の天文協会による1992年気象記録の資料が示す所によると、瀋陽は曇り空でしたので、スーパームーンの影響はなかったようです。
昨日のスーパームーンは、瀋陽市民が40年ぶりに近距離で月(スーパームーン)が見られる日です。
夜の7時頃鉄西区重形文化広場で、瀋陽天文協会の10数名の会員が集まり、天体望遠鏡で月を観測していました。
スーパームーンの月は大きく、そしていつもより明るく綺麗だったので、せっかくの機会なので月見をしました。
瀋陽天文協会の会員の話では、今の月と地球の距離は一般時より6,700キロメートルも近くなるそうです。
瀋陽で観測した時点での月は、一般時の月の約1.08倍ほどの大きさです。
スーパームーンの由来は、月が隋園軌道に沿って毎月1周地球を回り続けます。
毎月回る地球との距離は、常に均一ではなく近い距離になったり遠い距離になったりします。
この近い距離と遠い距離の二つの平均距離は約38.4万キロメートルで、昨日の近い距離の月と地球の距離は最小値で356,577メートルです。
ですので、地球と月が一番近い距離になる日に見る月をスーパームーンと言い、最も大きく綺麗に見る事ができるので、絶好の月見日和になります。
中国瀋陽北駅の紹介
瀋陽の北駅は、1986年11月に建設が始まり、1990年12月22日に完成しました。
駅主体の面積は六万平方メートルで、駅の部分は三階建てになっており、四個エレベーターと七個の高架鉄橋があります。
瀋陽北駅は、中国東北地域で一番大きい鉄道運輸駅で、毎日の列車数が多く、最高時で230以上の本数が運行しています。
その為、瀋陽北駅は中国東北第一の駅と呼ばれています。
瀋陽北駅構内には、中国銀行の現金自動引出機(ATM)や、駅の周辺には大型スーパーや食事処もたくさんあり、とても便利です。
瀋陽北駅から至る都市は、北京、天津、上海、太原、広州、福州、ハルピン、長春、大連、唐山など様々な地域に運行しています。
瀋陽北駅は、鉄筋コンクリート造りの丈夫な設計で、もし地震があっても大丈夫だと言われています。
現在、中国国内でも毎日日本の地震災害のニュースが報道されており、中国の人々は皆とても心配しています。
瀋陽の朝の新聞と晩の新聞でも、毎日日本のニュースを掲載しています。
中国国内でこんな声を耳にしました。
「私たちは中国人です。日本語は話せません。でも日本頑張れ!災害の前では私たちは皆家族です。ずっと応援します。」
中国の人々の心の声です。
私たち瀋陽周辺の人々も、日本に一日でも早く元気が戻るよう心から祈っています。
また当社中国事務所に、中国瀋陽の人々から日本の助けになればと、おおくの方から募金や様々な物資の提供がありました。
中国瀋陽は、旧満州国の中心地である奉天で、日本とは深く関わりがありますので、皆日本の災害を心配しています。
これら物資や募金は、全て当社が責任を持って被災地にお届けしたいと思います。
中国の3月8日は女の祭!
この祭りの由来は、1908年3月8日にニューヨーク市内で1500名の女性が労働時間の短縮と報酬のアップと選挙権の取得を求めたデモを行いました。
彼女たちのスローガンはパンとバラで、パンは経済の保障を象徴し、バラはよい生活の質を象徴します。
このニューヨークのデモを元に、中国では1924年に広州で初めて三八祭りの大会を開きました。
その後、1949年に中国の中央政府が三月八日を女の祭りと決定し、女性は半日間を休みとして様々な活動に参加します。
瀋陽でも様々な活動を行っており、中街や太原街はとても賑やかになります。
中街の興隆大家庭は、三月の四日から八日までお祭り騒ぎがあり、すべての商品の割引を行っています。
例えば、かばん売り場で300元のかばんを購入したら、くじ引きの抽選ができます。
その他にも、化粧品売り場や服装や飾り物の売り場でも割引セールがあります。
商品を購入し積分をし、その積分を持ってビルの一階に行くと、無料で記念撮影ができます。
女性にとってとても楽しみな一日ですので、是非体験してみて下さい。
瀋陽市図書館
瀋陽市図書館は、総合性大型公共図書館で、2005年6月1日に五里河公園に新館が建設されました。
建築面積は四万平方メートルあり、本館ビルは六階建てで、別館ビルは八階建ての巨大図書館です。
瀋陽市図書館内には、図書館事務室、社会活動室、編集室、貸し出し室、新聞室、インターネット技術部、情報開発部、行政事務室などがあり、身体の障害者向けのサービスなどもあります。
他にも、児童図書回覧室、老人回覧室、服飾文化室、CD資料貸し出し回覧室、休憩部屋、新刊展示室など様々な施設があります。
現在この瀋陽市図書館には、約百八十三万冊の本があります。
瀋陽市図書館の外は広くとてもきれいで、緑の芝生を見るとさわやかな気持ちになります。
瀋陽市図書館内は、図書館独特の静かな雰囲気で、みんな黙って静かに本を読んでいます。
この瀋陽市図書館では、カードを使用して本を借りる事も出来ます。
一枚カードを買うと、その一枚のカードでずっと本を借りる事が可能で、百元のカードを買うと、一度に三冊の本を借りる事ができ、六十元のカードを買うと、一度に二冊の本を借りる事ができます。
この図書館を利用しなくなった場合、半年以上経過したカードを返却すればお金も全額返ってきます。
図書館の中にはインターネット部屋もあり、一時間一元でインターネットを利用する事もできます。
この瀋陽市図書館は、毎週月曜日は休館です。
瀋陽市図書館には、日本の本や雑誌もたくさん置かれていますので、日本人の方も気軽に利用してみて下さい。
瀋陽の北市「花卉(かき)市場」
瀋陽の2月は最高気温が氷点下の日々が続きますが、郊外にある花栽培農家の温室中では、花が立派に成長していて、今はバラの花がつぼみをつけています。
北市「花卉(かき)市場」は、今年の春節(旧正月)で改装工事が終わり綺麗になりました。
美術骨董品や観葉植物、生花の他にも金魚などの観賞用小動物があります。
1階:観葉植物、生花、金魚などの観賞用小動物等や雑貨
2階:美術品・工芸品・骨董品など
当社で扱っている「掛け軸」の絵を描く張天軍先生は、ここ北市場で描いています。
「花卉(かき)市場」は今、春を思わせる花がたくさん並んでいて心が落ち着き和み、ここ瀋陽にもようやく春の訪れを感じさせてくれます。
余談ですが先日2月14日のバレンタインデーでは、バラの花がたくさん売れたようです。
また、中国のご年配の人達は、お花が大好きというよりは観葉植物を育てて観て育てることが大好きなようです。
日本ではこの時期、東京ドームで「世界らん展日本大賞」が開催されており、当社の「竜須絞黄蘭茶」が公式グッズ売り場にて販売されています。
【ちょこっ・と中国語(標準語)】
中国では薔薇(バラ)「玫瑰・メイ2グイ1(méi guī)」の事を玖瑰と言いますが、薔薇(バラ)を直接中国語にすると「薔薇・チィァン2ウェイ1(qiáng wēi)」となり、一応中国でそのまま通じますが、正確には薔薇科の別の花の事を指す言葉なので、玖瑰を使うようにしましょう。
蘭は「兰・ラン2(lán)」で、同じ言葉ですが中国語は発音が少し違います。
代表的な蘭といえば胡蝶蘭「蝴蝶兰・フー2ディェ2ラン2(hú dié lán)」ですかね。
花は「花・ファ1(huā)」です。
お花の香りを香って「いい香り」は「好香・ハオ3シィァン1(hǎo xiāng)」となります。
中国遼寧省瀋陽に三井住友銀行系プロミス進出!
中国遼寧省瀋陽に三井住友銀行系のプロミスが金融事業で進出します。
プロミスは、すでに2010年7月に中国広東省深圳で事業を開始しおり、今年の1月28日に中国遼寧省瀋陽市での消費者金融事業の営業許可を取得したと発表しました。
プロミスはすでに香港を軸に営業展開しており、その実績やノウハウを活かして瀋陽への進出です。
中国瀋陽での事業開始は、2011年春頃を予定しているようです。
瀋陽市は、1992年に金融商貿開発区が設立されてから、積極的な外資誘致計画が行われており、中国の経済牽引役として発展が著しく進んでいる都市で、現に瀋陽北駅周辺は金融商業区として開発・建設が進められています。
プロミスの瀋陽での会社名は、瀋陽金融商貿開発区 普羅米斯小額貸付有限責任会社(PROMISE(SHENYANG)CO.,LTD.)
中国語では「普羅米斯・プー3ルゥォ2ミィ3スー1(pǔ luó mǐ sī)」です。
事業内容:小額貸付事業
本社:瀋陽市沈河区
日本経済の記事によると、貸付金利は手数料込みで年率を40~50%を見込んでいるようで、日本での実績や教訓を活かし、ここ中国瀋陽での市場の展開に期待です。
プロミスと言えば、CMの井上和香さんを思い出します。
もし瀋陽でCMするなら、卓球の「愛ちゃん」こと福原愛さんがいいかも・・対不起、すみません。
※福原愛さんの中国での活動拠点は瀋陽郊外なので。
【ちょこっ・と中国語(標準語)】
「ごめんなさい。すみません。ちょっとすいません。」は、日本では当たり前のようによく使われる言葉ですが、中国では本当に自分が悪いときに口にするだけで、むやみに使用する事は避けてください。
中国での謝る時の表現は地方により違いはありますが、瀋陽では一般的に口にする言葉として以下を使います。
軽く謝る時は「不好意思・ブー4ハオ3イー4ス(bù hǎo yì si)」
普通に自分の責任として謝る時は「対不起・ドゥイ4ブ4チー3(duì bù qǐ)」
大変申し訳ないと強い気持ちで謝る時は「非常 対不起・フェイ1チャン2ドゥイ4ブ4チー3(fēi cháng duì bù qǐ)」
強い気持ちで謝る時「非常 対不起・フェイ1チャン2ドゥイ4ブ4チー3(fēi cháng duì 6bù qǐ)」の他に、「真 対不起・ヂェン1ドゥイ4ブ4チー3(zhēn duì bù qǐ)」や「很 対不起・ヘン3ドゥイ4ブ4チー3(hěn duì bù qǐ)」を使う事もあります。
意味的には、「大変申し訳ありません」と「本当に申し訳ありません」と「とても申し訳ありません」のような違いです。
中国瀋陽中街の大悦城青年特区
2011年1月30日から瀋陽中街の大悦城広場に、廃車を利用した巨大なトランスフォーマー「オプティマスプライム」が登場しました。
中国の美術専門家が約20台の廃車(中古車)の部品を利用して組み立てたロボットは、中国国内では最大の大きさのようです。
最近、中国四川省のテーマパークに造られた等身大ロボットは、突然無くなりしましたが・・・、
大悦城青年特区にできたロボットの大きさは、高さ約11m重さは約21トンでロボットは歩行者広場の中央に立っています。
近くで見ると壮絶であり、訪れる人たちはみんな携帯カメラ等で記念撮影しています。
「中街・ヂョン1ジェ1(zhōng jiē)」
「大悦城・ダー4ユェ4チォン2(dà yuè chéng)
ここ中街の大悦城広場は「通称」新青年特区と呼ばれ、すぐ近くには愛情公園「Love Park」があり、新名所になるかもしれません。
場所は、地下鉄一号線の東中街駅近くで、大十字街通り交差、もしくは東順城街と中街路の交差する蘇寧(苏宁)電器、新馬特があるので目標にしてください。
瀋陽春節(旧正月)北市場の皇寺庙会(廟会)
庙会(廟会)とは、お寺の縁日の事です。
北市場の皇寺は、瀋陽最大のラマ寺で清朝の皇帝が瀋陽に来た時は、必ず参拝したと言われるお寺です。
広場には、半円状に清朝12人の皇帝の座像がこの広場を囲っています。
ここには幼帝溥儀の像もあり、中国共産党満州委員会旧址(皇寺路福安巷3号)があります。
皇寺の廟会は、毎年中国春節(旧正月)期間と「五一」・「十一」と称される5月1日と10月1日から、約一週間毎年開催されます。
今年は2月3日春節期間とされている2月17日まで開催されています。
開催時間は9時からだいたい18時頃までで、11時から12時は舞台での演奏や歌や演舞が披露されます。
この皇寺の廟会には、中国全国の食べ物のお店や郷土品などの物産物等のお店が出店されていて、日本の縁日のように大変賑わっています。
外国人の姿もあり(日本の方も)、カメラやビデオで縁日の様子を撮影していました。
ここで目を引くのが豪古(モンゴル)や新疆(しんきょう)ウイグルのシシカバブー羊肉串です。
炭火で焼き、モンゴル風岩塩やクミン(香料カレー粉などに使用されている香料)の味付けで、とても美味しいです。
音楽にあわせ踊りながら焼く姿もとても印象的です。
他には、臭豆腐・小龍包・雀焼き・三鮮豆皮等色々とあります。
とても珍しい物や、露店により味の違いもあるので、是非食べてみてはいかがでしょうか?
面白い物が発見できますので、子供の遊び場や飴細工なども見学してみてください。
瀋陽北市場の皇寺庙会(廟会)の場所は、北三経街と市府大路交差北側にある皇寺路の「北市場」石門が目印です。
瀋陽在中の方や、これから瀋陽へ訪中される方は、是非この瀋陽春節(旧正月)北市場の皇寺庙会(廟会)に行ってみてはいかがでしょうか。
混雑していますので、荷物は持って行かず、100元札等の大きなお金を持ち歩くと、スリ等に目をつけられるので、小銭を用意してスリ等に注意して行きましょう。