中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国の旧正月「春節」2012年はいつ?
中国の春節は太陰太陽暦(旧暦)に基づいています。
一般的な太陽暦(新暦・グレゴリオ暦)から見た太陰太陽暦(旧暦)の日付は毎年違ってきます。
下記は2020年までの中国の春節(旧正月)の日付です。
2012年の春節(旧正月)は1月23日となります。
2013年=2月10日
2014年=1月31日
2015年=2月19日
2016年=2月8日
2017年=1月28日
2018年=2月16日
2019年=2月5日
2020年=1月25日
中国の春節(旧正月)のお休みは、約1週間程で詳細日程については毎年暮に発表されます。
春節(旧正月)は、中国国内で最大イベントです。
瀋陽でも盛大に盛り上がるイベントの一つで、お祝いムードで盛り上がるのは良いのですが、毎年この時期には花火や爆竹の制限(マナー)を呼びかけています。
今年の新年早々、五つ星ホテルが花火が原因による大きな火災が発生致しました。
瀋陽を含む東北三省の地域は冬は氷点下の日々が続き寒さが厳しく、その防寒対策としてビルや建造物の外壁の内側に大量の断熱材を入れますが、悪質な施工業者が入れる断熱材を減らしたり、可燃性の発泡スチロールや発泡ウレタン等を使用する事もあるようです。
中国でも現在は消防法で規制されており、不燃材を使用しているかチェックをしていますが、古い建物やビル等では不燃材を使用していない建物もあるようです。
春節(旧正月)の時期には、商店等がお休みになり、里帰りなどで交通機関等が大変込み合い、ホテル等も満室で予約ができない事もあります。
中国に観光でお越しの際は、春節(旧正月)の期間を考慮して旅行計画を立てる計画を立てる事をお勧めします。
中国の春節(旧正月)のパワーを味わうのも、中国旅行の醍醐味であり楽しさでもあるかもしれません。
春節(旧正月)前日の大晦日(除夕)、初一から初五までは運気の財神を招くために、爆竹をならして祝い、家族で食事や、ゲームやマージャン・将棋などをして楽しみ、親戚への挨拶廻りやデパート等でショッピングを楽しみます。
最近では、この春節(旧正月)前後のお休みを利用して、長期の海外旅行をする家族や団体が増えていますので、中国国内の旅行会社は大忙しとなります。
現在日本は、東日本大震災や福島原発事故、大型の台風の被害等があり、大きな打撃を受けた事は中国国内でも大きなニュースとなりました。
しかし、そんな心配をよそに最近では中国の方の日本への旅行者が増加しています。
中国国内の方は、原発に関してそれほど恐れてはいません。
なぜなら、復興に向け最大限の努力をしている日本の様子や、日本の人々の落ち着いた行動の様子を中国国内のテレビ放送等で見て知っています。
先日も、中国国内のテレビ放送で「電気街秋葉原」の様子が放送され、多くの中国人旅行者が炊飯器やデジカメ等を買っている買い物客が、多く目に付きました。
中国瀋陽東西南北の4つの塔と西塔地区(コリアンタウン)
瀋陽市内には瀋陽故宮を中心として半径約2.5キロ四方に、清朝時代初期である17世紀1643年(清の崇徳8年)に東西南北に4つ建てられたラマ寺と一緒に造られた塔があります。
ラマのお寺が現存するのは北塔だけで、お寺の名は法輪寺といい、このお寺にはたくさん碑があり、一種の碑林となっています。
また碑の中には、漢・満・蒙・回(ウイグル)・蔵(チベット)の五文字で建造の来歴(四塔と四寺)が書かれたものもあり、その中でも必見なのが「黒佛」で、別名「天地佛」「歓喜佛」だといえば分かる方もいらっしゃるかもしれません。
南塔にはお寺が現存しているかのようにも見えますが、残っているのはお寺ではなく道観で、それも女性の道教(正確には坤道)の建物で、一般の方は中には入れません。
東塔は古風な面持ちで、清楚で心が洗われるような不思議な雰囲気ある建物で、西側には川が流れており、時間を忘れさせてくれる独特で風流な雰囲気があります。
西塔は近代的な新しいイメージがあり、既存の塔は一度取り壊され約100年前に再建されました。
西塔付近には、朝鮮族の人々が多く居住する地区で、「西塔(シーター)」が今では朝鮮族の居住区を指す代名詞となっています。
中国には56種の少数民族がおり、その中で朝鮮族は約200万人といわれ、その大半が東北三省(旧満州)に居住しています。
ちなみに一番多い少数民族は、中国南部広西省の 天下の絶景といわれる山水画のような景観で有名な桂林に住むチワン族(1560万人)で、 での次に満州族(990万人)が2位と続き、朝鮮族は13番目となっています。
中国東北地方における朝鮮族の歴史も、過去日本における朝鮮・中国に対する誤った国策の歴史を抜きに語ることはできません。
1910年日本による朝鮮の併合、さらに1932年には満州国を成立すると、朝鮮半島から日本の移民政策もあって、新天地を求めて満州国に渡る朝鮮の方が増えました。
満州全域(中国東北地方)に、様々な職業の朝鮮の人々が拡散居住したとも言われています。
しかし、太平洋戦争における日本の敗北に伴い、満州国の崩壊と朝鮮の解放によって、満州に移住した多くの朝鮮の人々は祖国に戻りましたが、約100万人がその後も中国国内に残留し、この人々が今日の中国朝鮮族の起源となったようです。
朝鮮半島と国境を接する遼寧省の省都である瀋陽は、必然的に現地朝鮮族・在中国韓国人(企業駐在員、留学生等々)や北朝鮮の出稼ぎ部隊などが集まるようになり、今ではこの西塔地区に3万人余りの朝鮮族が居住し、別名「小ソウル」と呼ばれるぐらい賑やかな街となっています。
現在の瀋陽は、外国企業といえば韓国企業が多く、特にこの西塔のコリアンタウンには100社以上の韓国企業が活動し、瀋陽市政府も外資導入の柱として5年以内にロサンゼルスを追い抜き、世界最大のコリアンタウンにする戦略を制定したニュースも流れています。
この西塔地区は、アメリカ・ロサンゼルスのコリアンタウンに次ぐ世界第二のコリアンタウンとして、ここ十数年余りの間瀋陽の経済発展の原動力となっているとも言われています。
コリアンタウンといえば、日本にも東京の大久保、東上野、大阪では鶴橋が有名です。
西塔地区は、平和区・鉄西区・皇姑区が交わるところに位置し、0.99平方㎞の中に総人口約3万人余りがおり、その中の1万人余りが朝鮮族となります。
そしてコリアンタウン・西塔街は、市内にある2つの主要ターミナル駅の間にあり近く、訪れやすい立地です。
西塔の裏通りには、たくさんのコリアン・レストランをはじめ、サウナ、カラオケ店、百貨店などが立ち並んでいます。
西塔の街中には、ハングル文字の看板を多く見る事ができ、中国に居ながらにして韓国・朝鮮の雰囲気が味わえます。
中国の建国記念日「国慶節62周年」
国慶節は、中華人民共和国の建国記念日で、1949年10月1日に新中国が創立した記念日です。
1949年10月1日は、北京天安門広場に数十万の軍民が参加した、中華人民共和国の建国の大典が開催されました。
実は中国国民の人々の頭の中では、この日付の印象は正確ではありません。
何故かというと、1949年10月1日に北京天安門広場で行われた式典は、中華人民共和国の中央人民政府創立の盛典ですので、建国の大典ではありません。
実際には、中華人民共和国の“国を立てる”、つまり中華人民共和国の創立自体は、10月1日の一週間前にはすでに建国の宣言をしていましたが、その時も“建国の大典”とは言わず、“国を立てる盛典”と称しました。
1949年10月2日、中央人民政府は《中華人民共和国の国慶節の決議に関して》を通して、毎年10月1日を国慶節として定め、この日を中華人民共和国の創立の日にし、1950年から毎年10月1日に全国各民族人民の厳かに楽しく祝う国民の祝日になりました。
2011年の瀋陽の国慶節は、瀋陽市観光局、大東区人民政府が主催した”2011瀋陽の国慶節の假日旅行の宣伝と瀋陽龍の夢狂喜するショッピング祭”が2011年9月25日~9月27日に瀋陽で盛大に開幕しました。
今回のイベントには、瀋陽市内の50数社の国際・国内の旅行社、10数社の観光地区点が参加しました。
今年の建国記念日の祝日と休日の期間、瀋陽市が積極的に温泉旅行を企画したり、休暇旅行や田舎旅行や革命聖地等を尋ねる観光等々、様々な特色の旅行企画が実施されました。
その為、列車駅やバス駅、飛行場等、外地へ旅行する人々でいっぱいでした。
北京を始め、上海、広州、福建など中国全国の人々は、中華人民共和国の建国62周年の幸せな日に、様々なイベントを行っています。
中国の美味しい特色麺「米銭」(こめせん・べいせん)
中国には美味しい食べ物がたくさんありますが、今回紹介するのは、米銭です。
米銭は、日本のうどんと同じ位の太さと食感があり、熱々の煮込みうどんの様な食べ物です。
米銭は中国の中国南方地方発祥ですが、近年中国東北地方にも流行して来ました。
米銭の種類は色々とありますが、その地方の特色や栄養のバランスが考えられて様々な種類があります。
過橋米銭、玉溪小鍋米銭、豆花米銭、涼米銭等色々と種類がありますが、特に有名なのは米銭の産地雲南省の過橋米銭です。
過橋米銭は百年近い歴史があり、 1920年昆明市で初めて「仁和園」という米銭店が開業しました。
過橋米銭の由来には、美しい伝説があります。
受験を控えたある男の人は、毎日この辺りで勉強していましたが、その男性の妻はその男性の所に毎日を食事を届けていました。
ある時妻は用事を済ませた後に食事を届けた為、いつもの時間通りに食事を届けることが出来ませんでしたが、妻が用事を済ませて食事を届けた時、まだ食事はホカホカと暖かく冷めていませんでした。
食事の上には厚い一層の膜が麺を被っており、断熱効果を果たしていました。
これに気がついた妻は、太めの麺を熱いニワトリのスープの中に浸した後、お椀の中に入れる事で膜が出来る事を知り、この食事を旦那に食べさせた所非常に喜び満足しました。
この事が美談として伝えられ、人々はこの男性の妻を称賛するため、この食事を「過橋米銭」と名付けました。
米銭の麺の材料は、名前の通り私たちが毎日食べているお米です。
まずお米を水に1時間位浸し、その浸したお米を粉々にして、歯ごたえを出す為に少し添加物を入れてかき混ぜてから少し太めの麺にします。
米銭は温かい食べ物ですが、この夏も大人気でした。
瀋陽にもたくさんの米銭のお店があり、色々な味の米銭は瀋陽の人々にも大人気の食べ物になっています。
瀋陽に来たら、この美味しい米銭を是非とも食べてみて下さい。
SMAPが中国北京で海外初のコンサート
SMAPが北京の 北京工人体育館で コンサートを開催しました。
SMAPの中国公演は、過去に2回開催を予定していましたが、昨年の尖閣諸島問題等の為、開催が見送られてきました。
来年は日中国交正常化の40周年ですので、今回のコンサートは40周年紀念の前祝いとなりました。
中国国家主席の温家宝主席は、SMAPと接見し中国に来たSMAPを大歓迎しました。
SMAPもこの気持ちに応える為、中国語で「世界の唯一の花」を唱い、中国代表団の熱烈な拍手を受けました。
日中の友好的な交流が今後も続けられるよう、今後もこの様な日中の友好的な交流が数多く行われる事を望みます。
中国・瀋陽の消防について
中国滞在中に火事に遭遇した時は、速やかに火事消防警察番号「119番」に通報して、消防車と消防警察を呼びましょう。
中国では、消防と警察は日本と同じ「119番」と「110番」で、救急は「120番」ですので、必ず覚えておきましょう。
火災が発生した時は、冷静に対処する事が大事です。
まず消防警察に電話を掛け、消防警察の指示に従って下さい。
消防警察の指示に従って避難する時は、焦らず冷静に行動しましょう。
避難方法
- 身の回りの衣類や布団を水で濡らして体に被り、ハンカチ等で口と鼻を塞ぎ、身体を低くして安全な場所へ避難して下さい。
- 火災現場に避難部屋があれば避難部屋に非難するか、安全撤去階段(非常階段)を利用して、安全な場所へ移動してください。
- ビルの窓等から脱出する際は、ロープやベッドのシーツを丈夫なロープ状にして、片側を動かない物等に固定し、もう片側は自分の体に巻き付けて、ロープに沿ってゆっくり下に下ります。
★避難する際、絶対にエレベーターは使用しないようにして下さい。
消防への通報方法
人々は火事に会った時、パニック状態となり正確に通報出来ない事が多いようですので、正確な通報の方法を理解しましょう。
正確な通報の方法
- 火災現場に通報ボタンがある時は、速やかに通報ボタンを押してください。
- 火事消防警察の通報電話番号「119番」を覚えて、焦らず冷静に電話をかけてください。
- 通報電話が通じたら、場所と状況をはっきり説明してください。
- 電話を切る時は、必ず電話相手の消防の人が先に電話を切りますので、電話相手の消防の人が電話を切るまで、こちらから先に電話を切らないようにしてください。
- 火災現場で新しい情報があった場合、速やかに消防に報告してください。
万が一に備え、中国を安全に楽しく過ごす為にも、必ず覚えておきましょう。
中国遼寧省瀋陽の2大繁華街の1つ太原街
太原街は瀋陽駅(満州時代の奉天駅で、地元の人たちには南駅と呼ばれています。)があり、瀋陽の顔となっています。
瀋陽市の中心街である太原街は、瀋陽の文化保存会の提案や瀋陽市文化局の歴史的な建造物を守る努力により、奉天時代の歴史が残る当時の面影を残しつつ、きれいな街へと変貌しています。
太原街は瀋陽駅(東方向)を中心に鉄道と平行して、勝利大街(南路、北路)の大通りがあり、奉天時代の若松町通りで、瀋陽駅を背にして三路となっています。
右手へは民主路(旧平安通り)、中央は中華路(旧千代田通り)、左手は中山路(旧浪速通り)となっており、旧満州当時を惜しむかのように当時の古い建造物を散策することが出来る場所でもあります。
現代建築物と旧奉天時代の建築物が融合された街となっており、太原街は二つの顔を持つ街でもあります。
簡単に瀋陽の歴史を振り返ると、瀋陽の歴史は意外と古く、今から約7200年前には新楽遺跡(定住集落)があったとされ、瀋陽の祖先はこの土地で生活をしていました。
紀元前300年(燕昭王12年)に、当時の燕国の大将「秦開」が軍隊を率いてこの土地に「候城」という城を築きましたので、瀋陽城(瀋陽故宮)の歴史は 約2300 年以上になります。
瀋陽は「一朝の発祥地、二代帝王の都」と言われていますが、1625年に清太祖のヌルハチは都を当地(瀋陽)に遷移し、そして当地(瀋陽)の名称を“盛京”と改めました。
1636年に2代目のホンタイジは盛京(瀋陽)で清王朝を成立し、1644年清の軍隊は山海観関内に攻め、北京を都と定める事となり、その時から盛京は陪都(副都)と言われ、1651年に奉天府を設けました。
1931年の九・一八事変(満州事変)等により当時の日本国により奉天となりましたが、1945年抗日戦争勝利以後、また瀋陽と呼ばれるようになりました。
瀋陽という名称は、1127年から金の時代より用いられ、瀋陽を流れる渾河(古称は瀋水)の北岸にあったためと、中国古来の方位学では川の北側を(陽)することから瀋陽と名付けられました。
20世紀に入り、日露戦争後の1905年に締結されたポーツマス条約で、東清鉄道の一部(南満州鉄道)の権益を手に入れた日本は、瀋陽を奉天と呼び満州の中心地として、積極的な都市建設を進めていった場所です。
そのため、今でも当時の奉天駅舎(現瀋陽駅)・大和ホテル(現遼寧賓館)・満鉄奉天医院本館(現瀋陽鉄路公安局)・奉天郵便局(現中国郵政)など、多くの遺構(古い建築物)を見ることができます。
1911年に清朝が滅亡し、東北地方を支配した軍閥(張作霖)の根拠地となってからも、その流れが止まることはなく、さらに1932年~1945年の13年間は旧満州時代(中国では偽満州国と呼ぶ)にも、満州最大の都市として繁栄し、1940年当時では瀋陽の人口は約119万を数え、そのうち日本人は15万人を数えたとも言われています。
1945年に抗日戦争で日本が敗れて終戦を迎え、多くの日本人が旧満州から日本への引き上げ者の送り出し港があった場所、「葫芦島」という地名は記憶しておきたいです。
そこで今でも見ることの出来る、古き建造物と現在の今昔をご紹介します。
瀋陽市太原街には、奉天時代当時からある約80年以上の古い建造物を見ることが出来ますが、現在は保存のための改修工事や、きれいな街づくりのためにペイント等の修繕が施されています。
また、古くなった建物を取り壊し、駅前整備の着手も始められています。
現在の瀋陽太原街では、地下鉄開通による瀋陽駅拡張工事をはじめ、道路の改修工事や地下3階の駐車場工事をしており、歴史的な文化財を守りつつ開発の整備に力を入れていますので、きれいな街造りになることを期待したいところです。
太原街と言えば瀋陽新興商業地区の一つで、高級なデパートやスーパー・ホテル等が立ち並び、高級ブランド等の高級品や流行の物がたくさんあります。
約700メートルの地下2階構造になっている太原街の地下街には、若者に人気のショップがたくさんあり、雑貨品等にも注目です。
同じ商品を置いてあるお店がたくさんありますので、ひとつのお店で買わずにたくさんのお店で値段交渉をしてみて下さい。
歩くだけでも大変な位広いですが、衣類・化粧品・バック・靴・アクセサリー等何でもあります。
屋台等のフードショップで串焼きや中国風おでん等を食べたり、吉野屋・マクドナルド・ケンタッキー等のファーストフードや、スターバックス等のカフェ店もたくさんありますので、休憩しながらショッピングを楽しむ事も出来ます。
春天の5階にある食事処では、日本ラーメン888(北海道)や中国食・韓国食・台湾食を食べる事が出来ますのでオススメです。
太原街はとにかく広いので、何を食べるか迷いますが、串焼きが人気のようです。
その他にも、近代的なデパートの中には美食広場等があり、回転寿司や日式・多国籍的なお店も多く入っています。
中国料理に飽きたら日本料理(瀋陽伊勢丹7階)もあります。
中国・瀋陽の警察について
中国の警察への電話番号は、日本と同じ「110番」で通話料は無料です。
中国の警察は、人民警察と武警があります。
武警
武警は1983年4月5日に創立し、国家の安全と防衛の任務を負うので、国務院と中央軍事委員会の2重指導を受け、人民警察等の上に立ち、金山、森林、水道と電気、交通等の様々な部隊の構成を管理監督します。
通常の主な仕事は、政府機関の警備と国家の指導者や、諸外国からの要人の安全を守り、刑務所等武装を実施する警備をします。
その他にも、公安機関を組み合わせて、犯人を逮捕・追跡及び護送なども行い、ラジオ放送局やテレビ局など国家の経済、国防工業、科学研究所等の重要な部門の防衛も行います。
人民警察
人民警察は、公安、交通警察、国家安全警察、司法行政機関警察、人民検察院警察、人民法院警察などがあります。
中国中の各地域に公安がありますので、事故や物品の紛失や泥棒等の事態にあったら、直接公安局へ行くか、110番に電話をかけてください。
物品の紛失の場合、事前に警察に報告していない、警察が紛失した物品を見つけた場合、返却が難しくなります。
瀋陽の警察は、今年六月以来瀋陽市で起こった数多い刑事事件に関して、瀋陽市民への注意勧告についてまとめました。
1、カバンなどを盗むこと
この事件の主な発生時間は、朝9時から夜20時までの時間です。
主な発生場所は、スーバー・レストラン・インターネットカフェ・病院・公共のバス等、多く人が集まる場所で、泥棒は人がカバン等から注意をそらしている時に犯罪をしています。
2、部屋の窓から忍び込む、盗むこと
夏場は、暑さで夜に窓を開けっ放しで休んでいる人が多いので、泥棒は深夜の時間帯に忍び込む事が多い。
3、インターネットで飛行機チケット買うこと
犯人は、 正式なチケット予約のインターネットサイトのページ と同じ形で、低額チケット予約のインターネットサイトのページを作ります。
この偽物の低額チケット予約サイトでチケットを購入すると、支払時に支払の失敗となり、もう一度払うように提示します。
何度か支払をさせられ、最終的に支払が成功しても、チケットは入手できません。
上記に書いたことに会わないように、私たちは自己で注意しなければなりません。
まず、公共娯楽施設・ショッピング・食事などの場所では、貴重品は肌身から離さずに持つようにし、出来るだけ大量の現金等を持ち歩かないようにして下さい。
部屋の鍵や窓の鍵はしっかりと閉め、専門的な保護用具等の設置をするようにして下さい。
インターネット等でチケットを購入する場合は、信用が高く正式なインターネットサイト等で買うようにして、お金を払う時は、一回失敗したら二度と払わないで下さい。
この場合、インターネット等に詳しい専門者に聞くか、騙されたとわかったらすぐに警察に通報して下さい。
銀行等へお金を取りに行く時、人民元5万元を超える大量の現金を持つ場合、警護を申請する事ができます。
人民の生命と財産を守ってくれる警察は、普段は私たちの側にいなくても、困ったことがあったらすぐに手伝ってくれます。
外国からのお客様も、何にかあったら気軽に警察を呼ぶようにして下さい。
遼寧省瀋陽で台湾美食・国際旅行節
2011年中国瀋陽国際旅行節は、8月13日から17日で展示が行われ、台湾風味美食節は、瀋陽市の中山公園内で8月12日から21日まで開催されています。
観光業の最も重要な機能は、国民経済の総合的な効果をあげることであり、「食・住と交通手段、娯楽と買い物と観光」の六大要素として、国民経済の各方面の分野が関わりました。
開催場所は、瀋陽市和平区太原街中山公園内で、西側の南京北街と南一馬路が交差する側の入り口と、反対東側の和平北大街と南二馬路交差する側の入り口がメイン通りとなります。
東側には国際旅行節の展示コーナーがあり、台湾風味美食節の会場は、公園内のほぼ中央で開催されています。
国際旅行節の展示コーナーでは、地元瀋陽及び周辺の観光地や中国の主な観光地の紹介、中国国外ではアジア諸国、欧州、欧米の観光地の案内があります。
日本では、山梨県と静岡県(浜松市)・長崎県(佐世保市・長崎市)・北海道(札幌)の観光地の展示コーナーがあります。
中国の方々が、富士山の画をバックに記念写真を撮影しているのが印象的でした。
佐世保市といえば当ブログ内で、2011年6月4日に長崎県佐世保市と遼寧省瀋陽市が日中姉妹友好都市提携した事を紹介しました。
地元旅行会社各社に、それぞれの観光地アピール合戦に熱が入っています。
開催時間は、10時~18時頃までです。
雄州食品・千錦氾花園酒店、台湾風味美食節では、本場台湾の美食(日本式B級グルメ)がずらりと並んでいます。
ここでの一番人気は、台北の「蚵仔煎」オアチュン(牡蠣・カキのオムレツ)で、長い行列ができており、どこが最後尾なのかわからないほどでした。
他には、瀋陽といえばやはり串焼きです。
他にも、台湾ならではの果物をベースにした、ジュースやお菓子などが子供には大人気でした。
特にパッケージ等に日本語が書いてある商品は、価格は少し高めですが好評のようです。
こちらの開催時間は10時~22時までですが、遅く行くと売り切れになってしまう事もあるようです。
瀋陽市のタクシー料金1元値上げ!
瀋陽市のタクシー代が燃油費として1元値上げされます!
昨年、瀋陽市のタクシー料金が改正され、タクシーの時速が12km以下の場合、3分毎に1元加算されるようになりました。
更に今年の8月10日0時から瀋陽市内でタクシーに乗る場合、1回1元の燃油費が加算されます。
この燃油費は、タクシーの料金メーターには含まれておらず、料金メーターの金額プラス1元として支払います。
加算される1元の燃油費は、瀋陽市交通局が重要な事項として運転手と乗客や市民に対し、ガソリン代の高騰が理由だと発表しました。
瀋陽市のタクシーが「1元燃油費標準ラベル」を付けていない場合は、乗客は1元の燃油費の支払う義務はありません。
※もしも運転手が請求してきた場合、瀋陽市物価局に電話をしてください。電話番号は12358です。
タクシーが「1元燃油費標準ラベル」を付けていて、乗客が燃油費1元の支払いを拒否した場合、運転手は領収書の発行を拒否する事ができます。
「1元燃油費標準ラベル」は、上下が緑で中央がオレンジ色になっており、中央のオレンジ色部分に1元と金額が書いてあり、通常はタクシーの料金メーターの隣に貼っています。
瀋陽でタクシーを利用する時は、ご注意をください。