中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
中国の水道水と水タンク
中国では(水タンク)が必需品です。
中国の水道水は、水の硬度が高いためカルシウムやマグネシウムの量が多く、下痢を起こしやすいので飲まない方がよいでしょう。
水道水を一度沸騰させてから飲めば、大丈夫です。
そのため、各家庭や事務所等では熱水器が置いてあり、必需品となっています。
また、ペットボトルのお水を大量に買っておき飲料水として利用しています。
熱水器自体の値段は約100~1000元と色々あり、お湯と冷水を飲む事ができます。
日本でも最近出回ってきているので、CM等で見かけた方もいるかもしれません。
タンクの容量は一般的に18.9ℓで値段は8元~12元位で、近くの給水屋さんに鉱泉水(クァンチュエンスイは日本語で言うとミネラル水)を電話で注文して配達してもらいます。
最近では蛇口につけるタイプの家庭用浄水器も新しいマンション等で普及し始めていますが、値段が高額なためまだまだ水タンクを使用している人が多いのが現状です。
瀋陽の大衆の美味「肉饅頭屋さん」と「麻辣湯屋さん」
瀋陽の街の小さな肉饅頭屋さんと麻辣湯屋さんです。
まずは肉饅頭屋さんです。
ここのお店の肉まんは、値段が安くて肉がいっぱい入っていて一口食べると肉汁がたっぷり出て来て美味しいです。
お値段は一個0.5元(5角)~0.7元(7角)で、日本円で約7.5円~10.5円です。(5角を中国語でそのまま言えば「ウジョ」と言いますが、中国現地では、一般的に5毛「ウモ」と言います。)
このお店の老板(ロウバン)「老板(ロウバン)とは主人・マスターのこと」はいい男です。
老板は、「皆に喜んでもらうことが楽しみでがんばってます。」と言っており、力強さを感じました。
このお店は、庶民の味方です。
次は麻辣湯屋さんです。
肉饅頭屋さんの斜め前の麻辣湯(マーラータン)屋さんは辛さが売りのスープと麺、一筋に商売しています。
冬の寒さを吹き飛ばしてくれる辛さで、舌が痺れるほどの辛さです。
タクシーの運転手さんたちの御用達の店でもありますので、人気のほどがわかります。
辛いスープの中には、野菜(青物)・春雨・油揚げ・豆腐・わかめなどが入っています。
価格は一杯5元(日本円で約75円)です。
ここ最近中国瀋陽でも物価が上がり、各お店は大変苦労して食材を工夫しています。
ですから、その日その日の具材が違う場合がありますが、それがまた別の楽しみでもあります。
女主人(老板娘・ロウバンニャン)もいつも明るくとても元気です。
これからも、「値段を安く、皆に満足を提供できるよう一生懸命がんばるよ。」と元気な声で答えてくれました。
中国瀋陽の2元ショップ「2元起百貨超市」
中国語では「2元起百貨超市(リャンユェンチィバイホァチョウシ)」
最近の中国では、2元スーパーが流行しています。
日本の100円ショップと同じようなイメージを思い浮かべていただければ、わかるかと思います。
店内では様々な日用雑貨品がところ狭しと陳列されていて、目的の商品を探すのが少し大変ですが、色々な商品を見て回るだけでも楽しく買い物ができます。
商品の種類はたくさんありますが、特に子供向けの雑貨商品が多く目に付きます。
中国の2元スーパーは、日本の100円ショップような食品類は置いていません。
商品の品質もよく種類も豊富なので、家庭用の雑貨品を揃えるのはとても便利になりました。
中国・瀋陽の美食広場
美食広場(メシィクァンチャン)
スーパー・デパート等の美食広場には、最低でも約15店以上あり、大きな広場ですと50店位のグルメ店舗が一般的にコの字型に並んでいます。
コの字型の中央にはテーブルとイスが置かれていて、そこでみんな飲食します。
今瀋陽で人気のあるメニューは、何と言っても鳥の串揚げ(ピリ辛)「一味唐辛子を付けて食べる」とイカの鉄板焼き、自分で選べる定食が主流です。
他にも中国民族料理や台湾、韓国の定番グルメメニューがたくさんあり、一度体験してみることをお勧めします。
値段は、安い物で1元(15円)~一番高くても15元(230円)位でいろいろ選べて満足できます。
昼食や夕食時間は大変混み合いますので、座る場所を確保してから食べたい物を選び購入しましょう。
中国瀋陽の元旦の様子
2010年新年明けましておめでとうございます。「新年好・シンネェンハォ」「新年快楽・シンネェンクヮァイラォ」
瀋陽の元旦は曇り空で粉雪が舞っていて、とても寒い新年を迎えていますが、若者達や家族連れで買い物を楽しむ人たちで熱気があふれています。
瀋陽市内の各デパートや商店やスーパーは、新年の安売り合戦が展開されており、特に目につくのは冬服や靴などそして食品です。
各店内は家族連れや若者たちで混み合っています。
瀋陽駅太原街の中心にあります日本のデパート(百貨・バイホォ)伊勢丹瀋陽店の地下1階美食広場・食品コーナーで、マグロ(金枪魚・ジンジャンユイ)(40kg)の解体ショーが催され、見ている人たちからの「拍手と歓声」を浴びてとても華やかでした。
解体ショーで捌いたマグロの切り身は、その場で販売されて熱気がありました。
また伊勢丹瀋陽店の1階では、中国瀋陽の人たちに日本の「お正月」を知っていただくための展示コーナーや餅つきが披露されました。
杵(きね)でお餅をつくたびに、周りから「オー」という歓声があがり、親子で餅つき体験をしてとても賑やかです。
やはり最後は試食ですね。つきたてのお餅を美味しくいただきました。(很好吃・ヘンハォチー)
瀋陽市内の年末の出来事
瀋陽市内の道路の真ん中でバスが故障?
現在昼の12時ですが、朝9時半ごろから数人の男性が一生懸命に車のエンジン付近を見ています。
今朝の瀋陽の気温は-20℃位でしたが、いまだにバスは道路の中央に放置されたままで、見ている側も体の芯まで冷え特に足が痺れます。
何気なく他を見回すと他にも動かないバスがありますが、このバスは何とか自力でハザートランプを点滅させながらゆっくりと走り去りました。
事務所の窓からたびたび見ていると、12時半頃になってやっと修理屋さんが到着しました。
この道路は、主要幹線道路で片側四車線ありますが、ラッシュの時間帯を過ぎている為か交通渋滞もなく事なきを得ています。
皮肉にもハザードランプを点滅させてゆっくりと動いていたバスが、故障バスの横を通過していきました。
午後1時過ぎに見たときは、故障で止まっていたバスはありませんでした。
また、こちらでは道路中央のマンホールの蓋が・・・道路交差点中央にマンホールのフタがありません。
柵もなければ人も居ませんが、平然と車が通ってます。
中国ならではでしょうか?ちなみに数分後には蓋がされましたのでご心配なく。
2009年も本日で最後となりましたが、皆さんも事故等には気をつけて、よい新年をお迎えください。
2010年も色々な情報等を発信していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
瀋陽のオフィス街の昼食のお弁当
瀋陽のオフィス街のサラリーマンの昼食は、会社の近くの食堂で食事するか、お弁当を買いに行くか電話等でお弁当を注文しています。
家で作ったお弁当をもって来る人は少ないようです。
ほとんどのお弁当屋さんは、どんぶり勘定のような商売の仕方で営業されています。
12種類程度のおかずの中から食べたいおかずを選んで、お店のおばちゃんが大体の量で盛ってくれます。(お客さんの希望を聞いてくれます。)
お客さんから食べたいものを入れてあげる感じです。
お弁当の量は1人前で約900g位になるくらい大量で、ボリューム満点(中国語で、老多了・ラオドウラ)です。
今日のお弁当のおかずは、肉系が2種類と野菜系が3・4種類に分かれていて、肉団子、豚肉の素揚げ、もやし炒め、ジャガイモの千切りとピーマン炒め、尖椒(ジェンジァオ)干豆腐炒め、焼茄子(ショウチェズ)でした。
値段は7元(日本円で約100円)ほどで食べることができます。
瀋陽で大人気の焼き栗屋「金栗王」
瀋陽で大人気の焼き栗屋「金栗王」さん。ここの焼き栗屋さんは瀋陽の第一号店です。
場所は、南京北街通り皇寺広場バス駅のそばで、目印は「新洪記」という餃子屋さんのそばです。
営業時間08:30~20:30迄。
「金栗王」さんには、お客さんがいつでも並んでいます。
ここの栗は、中国河北省遷西県の一番美味しい栗を使用していて、炒めると甘く特別な香りが特徴であり、栗本来の粘りも強く栄養が豊富で美容と健康によいとされています。
地元のお客さんからは良く「遷西糖炒栗(チェンシタンチョリ)」と呼ばれ愛されています。
ちなみにお値段は500gで12元です。
栗は中国語で「栗子(リ―ズ)」と読みます。
瀋陽2009年最後の大規模住宅販売
瀋陽では、2009年最後となる大規模な住宅販売の催しが行われました。
現在、世界規模の金融不安及び大不況が続いておりますが、瀋陽市では経済社会の良好で速い速度での発展という基本的かつ長期的な趨勢を堅持している事が、今回の催しの盛況さの様子を見ればわかります。
瀋陽の人々は、住宅の相場と自分の収入及び支払い能力を考え、希望の物件が見つかればすぐにでも購入したいという意欲が高いです。
瀋陽の人々の意欲的な購入意識の高さが、良好な瀋陽の発展の基盤になっているようです。
瀋陽市内の主要交通機関・バス
現在の瀋陽では、来年の地下鉄運行までは市内の交通はバスが中心となっており、バスの運行システムが発達しています。
バスの利用料金は一律1元で、市内近郊であれば目的地に行くのに乗り換えが必要になることが無いほど発達しています。
市外や遠くの目的地に行く場合は、多くても一度乗り換えれば行くことができる位です。
イメージ的には、日本の都心で毎朝起こる通勤ラッシュと同じような状況ですが、瀋陽では毎朝の通勤ラッシュ時でも、あまり列を作って並んでいません。
不完全な統計ですが、現在瀋陽のバス路線の数は約210路線あり、バスの数は約7400台にのぼります。
路線の数とバスの台数の両方が多いため、1台のバスに大量の人々がすし詰め状態になるほどの状況にならないようです。
バスによく乗る方は「バスICカード」を作るのもいいでしょう。
バスのICカードサービスは、通常一律1元のバス料金が普通ICカードなら1回0.9元、また学生割引ICカードなら1回0.4元でバスに乗ることができます。