中国 生活ブログ by 【中国遼寧省/瀋陽ガイド】
遼寧省博物館新館が開館
本日6月16日、移転後の遼寧省博物館新館が開館しました。
遼寧省博物館新館は、展示スペースが旧館の3倍の広さになりました。
占有面積83,200平方メートル、建築面積100,013平方メートル、22個の展示場所が設置され、建築面積も展示スペース面積も旧館の3倍になりましたが、もっと広い感じがします。
遼寧省博物館新館の中心部分は、文物展示場です。
文物展示場の数は18もあり、文物消毒室、文物撮影室、文物観賞室、文物管理室なども設置され、文物展示場の消毒レベルは、病院の手術室と同じぐらい高いようです。
旧館と比較し、新館の多くの機能があり、観覧者をサービスする地区は建築面積11,171平方メートルあり、多機能な報告ホール、貴賓ホール、観衆のインタラクティブな体験区、未成年者の課外活動センター、志願者の活動センター、会員の活動センター、視聴室等、インタラクティブな体験をする事ができます。
遼寧省博物館新館には、大別すると8種類の展示品に分けられており、それぞれ個性があります。
遼寧省博物館新館の展覧品は、数が多く品質が高く、特色があると国内外で知られています。
大別した8種類の展覧品の総数は1417件あり、1階の展覧スペースの面積は8,739平方メートルで、この展覧スペースにある展示品は、この遼寧省博物館新館で初登場の展示品ばかりです。
中国古代碑志の展示、明清タイルの展示、明清玉の展示と3テーマでの展示や、毛澤東の诗展も開かれています。
新館の場所:
浑南区中心广场东北侧(智慧三街157号)
営業時間:
四月から十月まで9:00-17:00
十一月から三月まで9:30-16:30
遼寧広播電視塔が改装オープン
2013年10月頃から改装工事の為、入場する事のできなかった、遼寧広播電視塔(瀋陽テレビタワー)が昨年2014年12月に改装が完了しオープンしました。
瀋陽テレビタワーは26年の歴史があり、高さ305.5で、町の発展や変化のシンボルとして、瀋陽市民と一緒に歩んできましたが、建築以降最大規模の改修工事が行われました。
長い改修工事の為、瀋陽市内を一望する事のできた瀋陽テレビタワーからの景色も、瀋陽の市民にどんどん忘れられていましたが、この度のオープンにより再度公衆の視野に入り注目を集めています。
瀋陽テレビタワーの周辺には、テレビタワー街やテレビタワー朝市やテレビタワー夜市など、テレビタワー周辺の街と市場は、瀋陽市の風物詩の一つとなっています。
この度の改装工事では、長い時間が経過した事により、テレビタワーの外壁の破損や土木や景観を改修し、カーテンウォールの改装が行われました。
改装工事の中で、一番注目されたのはテレビタワーの露天展望台です。
以前よりも強固な鉄骨構造となり、テレビタワーの二階にはレストランも増えました。
全六階建てとなり、市内を一望しながら360度を45分間かけて一周する回転レストランや、ゲームセンター、マーケット等も新設され、秒速5メートルの高速エレベーターは、40秒で観光客を地上1階から地上196メートルの観光ホールに運んでくれます。
回転レストランは、地上193メートルの高さにあり、面積は400平方メートルあります。
瀋陽テレビタワーの入場料は50元で、営業時間は9:00から20:00までです。
遼寧省博物館が移転の為、閉館
2015年3月30日、 長年愛されてきた遼寧省博物館が移転の為、閉館の日をむかえました。
閉館前日は、普段の二倍以上のお客が訪れ、ビデオやカメラや携帯電話で遼寧省博物館の最後の様子を撮影していました。
遼寧省博物館は、瀋陽市の真ん中にある市府広場の脇にあり、瀋陽市内中心に位置していた博物館でしたので、瀋陽市を代表する観光地の一つでした。
中国国内でも。「手放すに忍びない」や、「なんか悲しい」等の意見が多く見られます。
3月30日の閉館の日には、閉館の提示版が遼寧省博物館入口に置かれました。
移転後の新遼寧省博物館は、浑南区中心广场の北側「浑南区智慧三街157号」に移転予定です。
新遼寧省博物館の面積は、今までの旧遼寧省博物館の3倍もの広さがあり、今までの旧遼寧省博物館に展示されていた物以外にも、新館には古代エジプト・古代ギリシアの品々も展示されるようです。
新遼寧省博物館の開館日程は、現在の所未定です。
中国瀋陽太原街の、日式美容室の販売
中国瀋陽太原街の、日式美容室の販売です。
現在のオーナーは、日本人の方です。
売却期間 ~2015/2/8
希望価格 20~25万元(6ヶ月分の家賃9.6万元含む)
店舗面積 230㎡(1階と2階合わせて)
※ただし価格値下げには相談に乗ります。
詳細等のお問い合わせは、chinaあっとまーくchiseioh.comかお問い合わせフォームにてご連絡下さい。
地下鉄二号線が桃仙空港までの工事着工!
ずいぶん前から、地下鉄二号線が南沿線として延長され、瀋陽桃仙国際空港まで繋がる計画がありましたが、来年2015年より工事が着工する予定です。
地下鉄二号線の延長である南沿線は、全運路駅の先から桃仙空港駅までです。
現在の計画では、地下鉄二号線南沿線は、全運路駅から瀋本大道駅、博物館駅、行政中心駅、市民中心駅、桃仙路駅、四環路駅、桃仙空港駅の予定です。
関係者の話によれば、地下鉄二号線南沿線は、将来一部の駅の名前と位置が変更するかもしれないとの事ですが、線路全体の計画には変更は無いとの事です。
地下鉄二号線南沿線の終点駅は桃仙空港駅に決まっており、桃仙空港駅の場所は、桃仙空港の第3ターミナルの東側です。
完成開通予定は、2010年の予定で計画が進んでいます。
瀋陽は、ついに空港と地下鉄が直接繋がり、地下鉄二号線で瀋陽北駅、地下鉄二号線から青年大街駅で地下鉄一号線に乗り換えれば瀋陽駅に繋がり、空港から瀋陽北駅や瀋陽駅に直接移動できるので、そこから高鉄(新幹線)に乗り換えれば、瀋陽市外の街への移動が容易になり、かなり便利になるでしょう。
現在の二号線の終点駅である全運路駅から桃仙空港駅までは、約25分位で行けるようになる予定です。
瀋陽市でトランジットビザ免除措置実施
瀋陽市ではこのほど、滞在が72時間以内の外国人トランジット客を対象とした、通過(トランジット)ビザが免除される措置が認可されました。
中国東北部で、トランジットビザ免除措置が実施されるのは、同市が初めてとなります。
関連準備作業が進められており、今年初旬に実施の運びとなる見込みです。
外国人を対象としたビザ免除策は、通過国の法律または関連規定にもとづき、ある国から通過国を経由して第三国に赴く場合、
通過国のトランジットビザを取得することなくその国を通過、あるいは短時間に限りその国に滞在できるという政策です。
72時間以内の滞在であればトランジットビザの取得を免除する措置をスタートさせました。
瀋陽桃仙国際空港から入国する、第三国への入国ビザと第三国行きの航空券を所持する45カ国の旅行者は、72時間以内の滞在であれば、トランジットビザの取得が免除され、72時間は瀋陽市行政管轄区域内での活動が許可されます。
国家レベルの中心都市となるための基盤を構築するための一助となります。
東北部の省都都市である瀋陽は、これまで国際ハブ空港としての地位を確立するために尽力してきました。
トランジットビザ免除政策の実施によって、瀋陽桃仙国際空港が世界中からより注目され、東北アジアのハブ空港となる日は近いかもしれません。
中国瀋陽の遅い初雪
2013年11月17日午後3時頃、瀋陽に初雪が降りました。
今年の瀋陽の初雪は、2000年以来最も遅い初雪の観測記録となりました。
11月17日の前中は晴れていましたが、午後2時過ぎに空が曇りだし、北風が吹き始めると雪が降り始めました。
瀋陽市内の交通は、今回の降雪の影響はあまり受けておらず、多くの人々は家を出て、瀋陽の初雪を楽しんでいました。
今年は立冬してから、いつ雪が降るのかと思っていましたが、例年より遅くやっと初雪が降りました。
遼寧省の一般道路は、降雪の影響で閉鎖等はありませんが、一部の路面が滑りやすく、車の通行は不便になりますので、お気をつけ下さい。
11月16日中国の中央気象台が、今年の下半期で初の寒波警報信号を発表し、強い寒気の影響で、今回の降雪となりました。
遼寧省では、11月8日の今年初寒波からの第2波となります。
遼寧省気象部門は、すでに今回の寒波に青色警報信号を発表しました。
中国の寒波警報とは、中国語では寒潮預警信号といいます。
気温が大幅に低下するときに出される警報で、4ランクに分類されます。
○青色警報
48時間以内に最低気温が8℃以上低下し、最低気温が4℃以下になり、また陸地での風が4級(風速秒速8メートルほど)もしくは、すでに上記の状態にまで温度が下がり、風速が5級(風速秒速10メートルほど)になっていて、これからも継続するする可能性がある場合。
○黄色警報
48時間以内に最低気温が10℃以上低下し、最低気温が4℃以下になり、また陸地での風が6級(風速秒速14メートルほど)もしくは、すでに上記の状態にまで温度が下がり、風速が6級(風速秒速14メートルほど)になっていて、これからも継続するする可能性がある場合。
○オレンジ色警報
24時間以内に最低気温が12℃以上低下し、最低気温が0℃以下になり、また陸地での風が6級(風速秒速14メートルほど)もしくは、すでに上記の状態にまで温度が下がり、風速が6級(風速秒速14メートルほど)になっていて、これからも継続するする可能性がある場合。
○紅色警報
24時間以内に最低気温が16℃以上低下し、最低気温が0℃以下になり、また陸地での風が6級(風速秒速14メートルほど)もしくは、すでに上記の状態にまで温度が下がり、風速が6級(風速秒速14メートルほど)になっていて、これからも継続するする可能性がある場合。
瀋陽の交通警察や交通等に関連する部門では、市民の便利な交通と安全の為に、今回の降雪に対し警戒態勢を発令しました。
中国瀋陽に久光デパートオープン!
2013 年10 月19 日(土)瀋陽の中街に久光百貨店(デパート)がオープンしました。
瀋陽市中街は、瀋陽故宮のある場所で、瀋陽を代表する歴史ある商業地区であり、世界中から様々なブランドショップが進出している、流行に敏感な街として有名です。
この中街の中心部に、新しく瀋陽久光百貨店がオープンしました。
この瀋陽久光百貨店は、中国国内で5店舗目の久光百貨店となります。
総建築面積は約12万㎡あり、地上4階建てで地下も3階まであります。
現在この全7フロア中、下記の5フロアのみがオープンしており、残りのフロアは順次オープン予定のようです。
【地下2階】
駐車場
【地下1階】
A区:食料品売場
B区:パン屋、家電売場、健康食品売場
C区:レストラン、美食広場
【地上1階】
A区:ブランド品、香水、化粧品売場
B区:ブランド品、香水、化粧品売場
C区:ブランド品、女性靴、腕時計売場
【地上2階】
A区:高级婦人服、ミセス婦人服、アクセサリー、靴下売場
B区:女性ビジネスオフィス服・用品、かばん売場
C区:女性レジャー服、女性下着、ヘアサロン売場
【地上3階】
A区:男性レジャー服、男性下着、旅行用品、シャツ、男性靴売場
B区:ゴルフ用品、運動着・スポーツ用品売場
C区:子供服・靴、赤ちゃん用品、妊婦服、キッチン用品、玩具、寝具売場、キッズ広場
営業時間:中国時間午前9時30分~午後21時30分。
住所:瀋陽市瀋河区中街路68号
電話番号:024-3128-1212
場所は、ヤマダ電機より中街中心に入った場所にあり、瀋陽故宮からすぐです。
地下の食品売場には、日本の食材や食料品が多く売られており、伊勢丹瀋陽店が今年上旬に撤退してから半年、瀋陽現地に住む人々や長期滞在の駐在員等の日本人が、日本食品等を手に入れるのに苦労をしていましたが、こちらの久光デパートのオープンにより、伊勢丹瀋陽店以上の日本食品等の品揃えは、嬉しいばかりです。
日本の食材や飲料、弁当などもあり、長期滞在者には重宝する場所です。
日本食品以外にも、瀋陽久光百貨店には、COCO壱番館のカレーショップ等もテナントとして入っていますので、便利に利用する事ができます。
まだオープンしていない地上4階等には、更に多くの日本食店等が入る予定のようですので、今後は更に期待できます。
皆さん、是非とも一度瀋陽久光百貨店に足を運んでみては如何でしょうか。
東京オリンピック開催決定の中国の反応
2020年に東京でオリンピックの開催決定について、中国のメディア等の反応や報道をお伝えします。
北京時間9月8日の晩、日本はマドリードとイスタンブールとの決選投票の結果、60人の国際オリンピック委員会の委員の指示を獲得して、2020年夏東京をオリンピック開催地として決定しました。
東京は、アテネ・パリ・ロンドン・ロサンゼルスの4都市に次ぐ、5番目の2度目の夏のオリンピックを主催する都市となりました。
日本の東京オリンピック開催決定は、東アジア地域の経済の成長・活性化に役立ち、国家間の刺激と協力が増加します。
中国春秋国際旅行社の重慶公司によると、中日の地理的位置関係がよいため、2020年には大勢の中国人スポーツ(オリンピック)ファンが東京に行き、体育(オリンピック)の試合を見る為に観光旅行をするはずです。
現在中国春秋航空は、重慶から大阪への直行便を検討しています。
おそらく2020年には、中国の重慶人が重慶からの大阪直行便に乗り、オリンピック観戦ができるようになる事でしょう。
中国のシニアコメンテーターである陳氷さんは、日本東京の夏季のオリンピックについて、祝賀・希望・好運の言葉を述べました。
「日本のオリンピックの招致成功おめでとう。日本は激しい競争に打ち勝ちました。特に福島の震災の核安全問題に、日本の首相の承諾は世界の人々に安心を与えました。日本の放射能漏れに対する内容は、国際的に認められました。」
「更に祝賀しなければならないのは、日本が2度目のオリンピックを催すので、東京がアジアで最初に2度目のオリンピックを開催する都市となりました。中国は、日本がスポーツの方面にだけオリンピックの精神を堅持するだけではなく、他の方面、例えば経済・政治にもオリンピックの精神を守り、国と国の間にもお互いを理解し、協力・団結とフェアプレーの精神を堅持することを希望します。」
「好運なのは、主催側の地位(気候や地の理等)で日本のオリンピック選手は様々な好運がありますが、中国は日本と気候条件や地理位置等にそれほど違いが無く時差もほとんど無いので、中国のオリンピック選手にとっても、好運があります。」
「オリンピック招致が決定したことで、日本の経済については、短期・中期的に見て、推進作用を持ちます。」
「日本は2年前の地震や津波と放射能問題の一連の災難の中で、日本の五輪招致の代表団の予算、オリンピックが開催する7年の間に、300数億ドルの経済生産額を創造し、GDPに0.3パーセント貢献し、15万以上の新しい仕事の機会を得ることができます。」
「現在成長の中の日本の若い世代にとって、五輪招致は新しい望みとなり、日本の民衆に再び自信を持つことができ、努力は経済が滞っている今を膨張してその中から出て行きます。」
「日本は新興経済の国家発展に対し、様々な挑戦に直面する前に、繁栄の新路を進んで行くことでしょう。」
2020年の東京オリンピック開催に向け、日本と中国がよりよい方向に向かって行くことを期待します。
東京オリンピック開催決定おめでとうございます。
瀋陽桃仙国際空港第3ターミナル
2013年8月15日瀋陽桃仙国際空港にT3ターミナルがオープンし、T1、T2ターミナルを閉鎖しました。
空港のフライトは、今後すべて新ターミナルである第3ターミナルで運営します。
瀋陽桃仙国際空港T3ターミナルの総面積は24.83万平方メートルあり、第3ターミナルだけで年間1,750万人の利用が可能になる空港となりました。
商業面積は2.2万平方メートルあり、空港の商業面積の割合は中国国内空港の中で上位の規模となりました。
第3ターミナルは、国内受付ロビーが3つ、国際受付ロビーが2つあり、1つのロビーにはカウンターが20個ありますので、全部で100カウンターになり、空港の運営の効率を高めます。
新ターミナルは「U」型の建物で、地下2階地上4階の6階層です。
地下2階は、地下鉄の駅や車の駐車場、地下1階は設備層と車の駐車場、地上1階は旅客の到着層、地上2階は旅客の到着通路層、地上3階は旅客の出発層と高架橋直通の入り口になっており、大型バス、モノレール、自家用車などにも直通しています。
4層は現在リザーブ層となっており、主に商業施設ととハイエンドターミナルとして使用しています。
T3ターミナルのソフト・ハードウェアの施設は、全て中国国内の一流レベルに達する空港となり、新ターミナルができた瀋陽桃仙国際空港は、中国東北地域最大規模の空港となりました。
最先端の新空港、新ターミナルは、明るく立派で、より親密なサービスを提供します。