本渓市の本渓水洞
本渓市(ほんけいし)は、中華人民共和国遼寧省に位置する地級市で、満族などの少数民族も多く居住しています。
周辺地域での豊富な鉄鉱石や石炭の産出により、中国有数の冶金業の中心地で、鉱業と重工業の基地・製鉄都市となっています。
市面積の八割以上が山地で、特に市域東部の桓仁満族自治県は、多様な生態系を誇る森林地帯となっています。
本渓市中心部から省都・瀋陽までの距離は約77kmあります。
本渓市内には遼河の支流、太子河が流れているほか、市域内には市名の由来となった観光地・本渓湖があり、その水源は洞窟となっていて、曲がりくねった地中の川が数キロに渡って続いています。
風光明媚な本渓湖があり、その奥の鍾乳洞は、本渓水洞といわれるアジア最長の地下水に湛えられた洞窟で、観光名所になっています。
1983年5月1日から正式に外国人に対する開放を開始しました。
1994年国家重点風景名勝区に指定され、2002年3月、国家旅游局AAAA级名勝風景区に評されました。
鍾乳洞内遊覧ボートで洞内奥まで入る事ができ、奥までの長さは3キロ以上続いています。
自然が生い茂る本渓は、都会のざわめきを感じさせない静かで神秘的な場所で、ひょっこり仙人が現れてもおかしくないような場所です。
特に夏の時期の景色は最高です。
【場所】遼寧省本渓市風景名勝区
【入場料】大人110元 小人60元
【営業時間】夏季8:30-17:00 冬季8:30-16:00
【瀋陽市内からの所要時間】瀋陽から本渓水洞まで車で約1時間30分
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