湯崗子温泉(タンガンズーウェンチュエン)
湯崗子温泉の里
瀋陽周辺は日本人好みの温泉が少なくありませんが、湯崗子温泉は中国四大温泉の一つです。
瀋陽の南90㎞の鞍山市に属する古くから有名な温泉で、お湯の温度は57℃~65℃、カリウム、ナトリウム、硫黄、マグネシウムなど多種の微量元素が含まれており、高い医療効果があります。
鉄道なら湯崗子駅で下車すればすぐ目の前です。
一泊して旅の疲れをいやすのに最適な場所です。
熊岳城温泉、五龍背温泉とともに満州三温泉地の1つに数えられました。
現在は中国四大温泉治療保養地の1つになっています。
歴史は古く唐の時代に発見されたといいます。
鞍山市の中心部より南方15kmの娘娘山の麓にあるラドンが含まれることで有名な温泉です。
1931年11月13日、天津から土肥原機関の工作で脱出してきた愛新覚羅溥儀が、満州国建国、執政就任までの間逗留していた場所でもあります。
現在、溥儀御用邸「龍宮」は湯崗子医院となっており、療養者用のホテルとして開放されています。
敷地約64万平方kmの広大な敷地に温泉施設、ホテル、レストラン、大庭園などがあります。
【場所】遼寧省鞍山市湯岡子鎮距市区南部温泉街1号
【入場料】40元 ※温泉入浴料は別。
【営業時間】8:30-23:00
【瀋陽市内からの所要時間】瀋陽から湯崗子温泉まで車で約2時間
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