中国・瀋陽の警察について
中国の警察への電話番号は、日本と同じ「110番」で通話料は無料です。
中国の警察は、人民警察と武警があります。
武警
武警は1983年4月5日に創立し、国家の安全と防衛の任務を負うので、国務院と中央軍事委員会の2重指導を受け、人民警察等の上に立ち、金山、森林、水道と電気、交通等の様々な部隊の構成を管理監督します。通常の主な仕事は、政府機関の警備と国家の指導者や、諸外国からの要人の安全を守り、刑務所等武装を実施する警備をします。
その他にも、公安機関を組み合わせて、犯人を逮捕・追跡及び護送なども行い、ラジオ放送局やテレビ局など国家の経済、国防工業、科学研究所等の重要な部門の防衛も行います。
人民警察
人民警察は、公安、交通警察、国家安全警察、司法行政機関警察、人民検察院警察、人民法院警察などがあります。中国中の各地域に公安がありますので、事故や物品の紛失や泥棒等の事態にあったら、直接公安局へ行くか、「110番」に電話をかけてください。
物品の紛失の場合、事前に警察に報告していない、警察が紛失した物品を見つけた場合、返却が難しくなります。
瀋陽の警察は、今年六月以来瀋陽市で起こった数多い刑事事件に関して、瀋陽市民への注意勧告についてまとめました。
1.カバンなどを盗むこと
この事件の主な発生時間は、朝9時から夜20時までの時間です。主な発生場所は、スーバー・レストラン・インターネットカフェ・病院・公共のバス等、多く人が集まる場所で、泥棒は人がカバン等から注意をそらしている時に犯罪をしています。
2.部屋の窓から忍び込む、盗むこと
夏場は、暑さで夜に窓を開けっ放しで休んでいる人が多いので、泥棒は深夜の時間帯に忍び込む事が多い。3.インターネットで飛行機チケット買うこと
犯人は、 正式なチケット予約のインターネットサイトのページ と同じ形で、低額チケット予約のインターネットサイトのページを作ります。この偽物の低額チケット予約サイトでチケットを購入すると、支払時に支払の失敗となり、もう一度払うように提示します。
何度か支払をさせられ、最終的に支払が成功しても、チケットは入手できません。
上記に書いたことに会わないように、私たちは自己で注意しなければなりません。
まず、公共娯楽施設・ショッピング・食事などの場所では、貴重品は肌身から離さずに持つようにし、出来るだけ大量の現金等を持ち歩かないようにして下さい。
部屋の鍵や窓の鍵はしっかりと閉め、専門的な保護用具等の設置をするようにして下さい。
インターネット等でチケットを購入する場合は、信用が高く正式なインターネットサイト等で買うようにして、お金を払う時は、一回失敗したら二度と払わないで下さい。
この場合、インターネット等に詳しい専門者に聞くか、騙されたとわかったらすぐに警察に通報して下さい。
銀行等へお金を取りに行く時、人民元5万元を超える大量の現金を持つ場合、警護を申請する事ができます。
人民の生命と財産を守ってくれる警察は、普段は私たちの側にいなくても、困ったことがあったらすぐに手伝ってくれます。
外国からのお客様も、何にかあったら気軽に警察を呼ぶようにして下さい。